FULLCAST RAISERZ、拳挙げパジャマ対決制す！〈Dリーグ ROUND.12〉

左から、Yasmin （DYM MESSEGERS）、KENSEI（dip BATTLES）、JUMPEI（avex ROYALBRATS）、TAKUMI（CyberAgent Legit）、KTR（FULLCAST RAISERZ）

CyberAgent Legit・TAKUMI  ランキング1位（CS進出確定）

対戦したKADOKAWA DREAMSさんは、KEROさんという自分も尊敬しているダンサーさんが振付で入っていて、前衛的な見せ方でやばい作品でした。リハーサルを見た時にチームも結構ざわついて、どうやったら勝てるか危機感を持って準備していきました。勝因は自分でも分かってないですけど、団結しながらも個人（個性）を出すというところにテーマを設定をしたので、個々のダンス力という部分で上回ったのかなと思います。

FULLCAST RAISERZ・KTR　ランキング2位

　今回の作品は僕たちはまだ夢の途中っていう、Ｄリーグで優勝するのもそうですし、いろんな目標がある中でそれをつかむ道の途中っていうのを落とし込んだ作品だったので、いつも応援してくれるファンの皆さんだったり、見てる方の共感を得たのかなっていうところは思います。どのチームが来てもこの作品を当てようと思っていたラウンドだったので、何で勝ったかとかっていうよりは……衣装のパジャマかぶりだったり、（作品の）コンセプトが似ていたことにびっくりして、どうだろうと思いました。人間で滑り台みたいなもの作ってみたりとか、僕たちにしかできないようなところは詰め込めたのですごくそこが良かったのかなと思います。

DYM MESSENGERS・Yasmin　ランキング６位

（今回のショーケースは）個の力を最大限に出していこうというものでした。今まで（のラウンドが）そうしたものが続いた後に作品力の高いものを作っていく流れがあったので、ちょっと立ち返って、個の力を爆発させた各々のメッセージを一つのメッセージにすることを念頭において戦いました。それをしっかり出し切れた構成と音楽とみんなのテンションだったことが勝てた理由だと思います。相手のSEGA SAMMY LUXさんは、 CYPHER ROUNDの時から、CANDOOさんのソロとかにしびれていて、CANDOOさんが出るのを知った時やばいなって思っていました。そこに返していこうと、自分は勝手に思ってました。

avex ROYALBRATS・JUMPEI　ランキング8位

対戦したI’moonさんの作品は、ストーリー性のあるおしゃれできらびやかで、その中でダンス力を見せ、最後はストーリーをきれいに完結させるという素敵な作品でした。僕たちはいつもストーリーにそってやる作品が多いんで、それに合わせてきてくれたのかなと思いました。ただ、今回は自分とKooDaで作ったaRBでは基本ないダンス作品というか、ガチガチに目まぐるしく展開されて攻めきるみたいな作品だったので、そこがうまくハマったのかと思います。

dip BATTLES・KENSEI　ランキング12位

相手のLIFUL ALT-RHYTHMさんは……めちゃくちゃ良かったですね。自分は負けたなって思っています。Dリーグで負けたなっていうわけじゃなく、勇気のある作品というか、ダンサーに向けて、そうじゃない人に向けてとかじゃなく、本当におもろいと思ったからやってるんだろうなっていう感じに、勇気あるなって、くらいました。自分たちは今回、個々がダンスをやってきた中で信じてきたものを出しただけ。緊張もせずにできて良かったです。