永井奏多が「近いうちにベルトを巻くのはこの僕」とバンタム級トップ戦線に殴り込み。フライ級の高校2年・中池武寛は「もっと強い相手とやらせて」【修斗】
グラウンドでも試合を優位に進めた永井(撮影・三田春樹)
2R、永井の右カーフ、右ストレート。打撃をかいくぐり松下がタックルも永井はがぶってバックを取る。落とされると下から三角狙い。これをしのいだ松下が逆にバックを取る。永井はクラッチを切って離れると打撃の攻防に。圧をかける永井がワンツー。松下はタックルでテイクダウン。バックを取るが永井は正対。そして離れる。永井はパンチ。そしてタックルからバックを取る。引き倒し、バックを取るとスリーパーを狙う。松下がしのぐと切り替え、打ち合いに。最後は永井がタックル。松下がつぶし、両者が立ち上がったところでゴング。
判定はジャッジ3者とも18-20で永井が判定勝ちを収めた。
永井は試合後のマイクで「絶対にフィニッシュする気だったんで正直悔しいなというのはあるんですが、正直、このバンタム級で誰にも負ける気はしないんで。近いうちにベルトを巻くのはこの僕なんで。皆さん、応援よろしくお願いします」と近い将来のベルト獲りを宣言した。