王者・古村光の「ベストバウトよりMVP」に挑戦者の壱は「ロマンティックな試合を見せたい」【KNOCK OUT】
前王者の壱
KNOCK OUTでは大会ごとにMVP、ベストバウト、ベストKOの三賞が選出されるのだが古村は「ベストバウトよりMVPを取りたい。取りたいというか自然とそうなる」と豪語。これに壱は「僕は皆さんも分かると思うが、ものすごくあごが弱くて、一発もらったら倒れちゃう。でもそれ以外の実力、総合力は日本トップクラスだと自負しているので、僕のあごの弱さが見せるロマンティックな試合を見せてあげたいと思っている。僕がもらうか、もらわないか。ロマンティックな試合を見せたいと思っています」と壱ならではの言い回しで返した。
そして「もちろんベルトは獲り返したいし、僕は前回負けていると思っていない。それを口にし続けて、古木戦に勝ってこのチャンスを手に入れた。このチャンスを逃したら“俺は持ってない男なんだな”となる。ベルトは俺が持っていないと55kgはつまらないと思うし、KNOCK OUTを代表して他団体にケンカを売っていくうえで、やっぱ僕が王者じゃないと面白くないなと思っている」とベルトへのこだわりを見せた。これに古村は「前回倒し切れなかった。今回は倒してやろうと思う」と語った。