挑戦者の金原正徳「タイトル挑戦は最後。かける思いは大きい」、鈴木千裕「ここを勝って、本当の王者になれるのかなと思っている」【RIZIN.46】
強烈な左ミドルを叩き込む鈴木
金原は今回の王座挑戦については「強くても勝ち進んでもタイトルマッチにたどり着けない選手もたくさんいる。そういう意味ではめぐり合わせというか。本当に鈴木千裕と戦うとは思っていなかった。これもめぐり合わせだと思っている。そういうめぐり合わせをうまくつかめるように自分なりに頑張ってきた。タイトルに挑戦するのは次が最後だと思う。次の試合で終わってしまうこともあるかもしれないし。だからこそ、この試合にかける思いは大きいし、辞めるなら最後、悔いなく辞めたいし。でも、まだまだやりたいという思いもある。いろいろな思いでトレーニングしてきた。2週間後にそれをうまくリング上で発揮できればいいなと思っている」とこの試合に賭ける思いを口にした。
この金原のキャリアに対して鈴木は「強くないとキャリアを積めない。勝ち続けていないと途中でやめていく人たちが9割だと思う。全局面で強いのは当然みんなが分かっていると思う」などと敬意を表したうえで「でも、人間完璧ではなくて弱点がある。そういうところを僕なりに埋めてきたのでその答え合わせをしようと思う」と語った。