ピケオーが返上した王座をかけ4選手で王座決定トーナメント。前戦でK-1出場の璃久「一番練習した奴が勝つ」【Krush】

イケオジと言われた藤村

イケオジ藤村は「遠回りしたが、やっと来たチャンス」

 対する藤村は2015年8月にKrush初参戦。ポイントとなる一番で神保克哉、和島大海といった後にタイトル戦線に絡んでいく選手たちに敗れ、なかなかタイトル挑戦にたどり着けず今回がK-1グループでは初めてタイトルに絡む試合となる。昨年6月にはBigbangスーパーウェルター級王座を獲得している。「Krush、K-1グループに参戦させていただいてから9年になって、ベルト絡みの試合は初めて。遠回りしたが、やっと来たチャンス。絶対に落とせないという意気込みでやっている」と静かに闘志を燃やした。璃久については「試合は見させていただいた。アグレッシブで若々しい。イケオジと“おじ”という言葉が入ってしまって、僕もそういう年頃になってしまったんですが、そういう若さの面ではKRESTには若い選手はたくさんいますし、その中でもまれて若いエネルギーもたくさんもらいながら練習しているので、そこらへんはそんなに煽られている感じはないんですが、対戦相手としてはとりあえずアグレッシブ」などと語った。

 決勝で戦いたい相手については小田は「どっちも戦ったことがないので、どっちともやりたい」、森田と藤村はそれぞれ敗れている、璃久、森田の名を挙げる中、璃久は「どっちも上がってこないでほしい。森田さんに勝ったのは奇跡。人生の奇跡1を使って勝ったんで、森田さんが上がってきたら困る。小田君も怖い。2人とも空手マンで、どうしようかなって。どっちもちょっとケガして上がってきてください」とここでも場を煙に巻く。