4・26墨田区で上野勇希の持つKO-D無差別級王座に挑む彰人「一レスラーとしてじゃなく、37年間生きて来た西垣彰人として臨む覚悟」【DDT】

持論を展開する彰人

 彰人は「今のを聞いて、僕は一つ、思ったことが確信に変わったことがあります。3月(17日)、僕は上野君にリングで目録を渡したタイミングで、次指名しますからと言われました。そこからリングでなんだかんだあって、僕が今まで出して来なかった思いの丈というものを、言うなればプロレスラー彰人じゃなくて、37年間生きて来た彰人としてのDDTに対する気持ち、プロレスラーとしての覚悟と気持ちをリングで語らせてもらいました。それを語った以上、今回のタイトルマッチ、一レスラーの彰人として臨むんじゃなく、37年間男として生きて来た(本名の)西垣彰人として臨む。その覚悟でやってます」と話した。

 さらに「チャンピオン上野勇希は、プロレスラー上野勇希でそこにいるんです。上野君は本当に素晴らしいチャンピオン。リング上で自分が出してなくても、自分の本音を自然と引き出すことができる稀有なチャンピオンだと思ってます。じゃあ一人間・上野勇希としてリングで何か声に出して発言したり、戦ったり、アピールしたことが1回でもあるのかなって。もしかしたら出してるでしょと言う方もいるかもしれないですけど、僕にはそう見えなくて。聖人君主の皮を被ってるプロレスラー上野勇希をずっと演じてるって思ってます。だから、僕は墨田区、その場所でレスラーとしてではなく、彼が生きて来た人生分の上野勇希として、リング上で対峙してほしいと思います。そうじゃないとフェアじゃないと思ってるんで。君が思い描いてるプロレスラー像の上野勇希じゃなく、一人間の上野勇希として僕の前に立ってください。泥臭くたってなんだっていい。君が思う本当の上野勇希、裸の上野勇希を僕の前に出してください」と持論を展開。