立川左平次、志の輔出演は「あんころ餅の御利益」25周年記念落語会「横浜のサヘイジ」

ゲストの立川志の輔は「今でも私にとっては生き神様です」と左平次

 ゲストの立川志の輔には「渋谷の東邦生命ホール時代から独演会に通い、『紺屋高尾』を聞いた時の感動たるや、制作費何百億のハリウッド映画を上回るすごさに驚愕しました。その後、関内小ホールでスタートした独演会に空席があることにも驚いて、志の輔を知らないまま生きている神奈川県民、横浜市民はもったいないって本気で思いました。当時、ラジオでお弟子さんが辞めていく話をたくさんされていたので、志の輔師匠に弟子入りというのは一切考えませんでしたが、今でも私にとって志の輔師匠は生き神様です」と感謝する。

 当日の演目は「一席は立川ぜん馬師匠直伝の『黄金餅』をやります。昨年から部屋に神棚を飾っていて、2月26日の朝、深く考えずにあんころ餅をお供えしました。その日の午後に今回のゲストを決めなくてはと、絶対空いているはずがないと思いながら志の輔師匠のマネージャーさんにお電話したのですが、5月26日が日曜日なのに空いていることに気づいて “あれ?” と考えていたタイミングだったそうで即OKをいただきました。その後、震えながら志の輔師匠にお礼のお電話をさせていただき、実現の運びとなりましたが、きっとあんころ餅の御利益です」。

 会場の横浜にぎわい座は落語、漫才、大道芸など、大衆芸能の専門館。「開館した時にはすでに入門していましたが、これでようやく横浜を中心に、神奈川県民の皆さんに演芸の楽しみが広く伝わるのかとうれしく思いました。これからも定期的にこの横浜にぎわい座で『横浜のサヘイジ ~立川左平次落語会~』を意地でも続けます」と意気込む。「第7回 横浜のサヘイジ ~立川左平次25周年記念落語会~」は5月26日(日)13時30分~、横浜にぎわい座 芸能ホールにて。料金は予約・前売り3500円、当日4000円。