初防衛戦の鈴木千裕が「金原選手は打ち合ってくる気がする」「チャンスは5回。5回チャンスがあれば勝てる」【RIZIN.46】

時折り笑顔を見せた鈴木

 鈴木は金原について「なかなか穴がない選手」、試合については「自分が思いっきりぶん殴って倒しているんじゃないですか?(みんな)そういう展開を見たいはずですし望んでいる。金原選手は打ち合ってくる気がしますけどね。そうは言ってもMMAなんで組んでもいいし殴ってもいい。理想は打ち合いがいい」と見立てる。この「金原が打ち合って来る」というのは「(金原は)打撃もめちゃめちゃできますし、寝技もできますし。(MMAは)単発でテイクダウンを取るのは難しい。組み合わせが大事なので、打ち合わざるを得ない。ヨーイドンでタックルを取れたらみんなやっている。打ち合って僕がひるんだところにタックルを合わせるというのもあるから、勝手に打ち合う展開になる」とのこと。

 そこに鈴木の最初の勝機が生まれると思われるが「結局、格闘技は打撃スタートなので、まずそこで嫌でも一展開必然的に起きる。そこで倒せればいいが、フルラウンドやってもいいですし。15分の間で倒すチャンスは…1、2、3、、、、5回じゃないですか? 5回チャンスがあれば勝てる」との読みを口にした。

 鈴木は今回は昨年11月にヴガール・ケラモフに勝利を収めて以来、約半年ぶりの試合。これまでは短いスパンで試合をすることが多い鈴木とあって「長いっすね。試合前の期間がすごい。いつも言うけど1カ月くらいで僕は試合をしたい。5カ月くらいですか、開いたの。練習しなきゃいけないんで、まあ長い長い。“どんだけやんだよ?”っていう感じで、結構自暴自棄になることが多い。“なんでこんなに練習しなきゃいけないんだよ”って。好きでやってるのに。すぐ試合やりたいのでオファーください」とRIZIN関係者にアピールしていた。

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)
◆第10試合 フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs 金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)

◆第9試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
牛久絢太郎(アメリカン・トップチーム/K-Clann)vs 太田忍(THE BLACK BELT JAPAN)

◆第8試合 日韓対抗戦 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
中島太一(ロータス世田谷)vs キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)

◆第7試合 日韓対抗戦 RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
神龍誠(神龍ワールドジム)vs イ・ジョンヒョン(韓国/TEAM AOM)

◆第6試合 日韓対抗戦 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)vs ヤン・ジヨン(韓国/Jeju Team the King)

◆第5試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)vs 井上雄策(リバーサルジム川口リディプス/MAJESTIC)

◆第4試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
中原由貴(マッハ道場/MAJESTIC)vs ビクター・コレスニック(Tiger Muay Thai/Kuznya)

◆第3試合 ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(Bare Knuckle Fighting Championship、BKFC)提供試合 ベアナックルルール:2分5R(58.9kg)
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)vs X

◆第2試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
山本空良(パワーオブドリームジム)vs イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)

◆第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
高木凌(パラエストラ八王子)vs 西谷大成(JAPAN TOP TEAM)
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