石井慧介がSOG世界無差別級王座を初戴冠し、初防衛戦の相手に岩崎孝樹を指名。SOG世界タッグ王座には冨永真一郎が挑戦表明【ガンプロ】

王座を獲得した石井

 バックステージで石井は「ベルトができたとき、初代王者にこだわったんですけど、今日獲るというのがベストだったのかなと。俺は新体制のときが調子いいと言い切って挑みました。前の体制のとき、消極的だった部分があるかもしれない。強い勝村周一朗から獲れたので、ガンプロを引っ張っていきます。エースになれるよう頑張っていきます。勝村さんとの戦いはまだまだ続くと思うので、次の対戦を楽しみにしてます」と笑顔。

 王座から陥落した勝村は「完敗です。言い訳になっちゃうけど、去年12月27日に木髙イサミから、自分の選手生命かけて、とにかく練習して奪い獲ったベルト。守りたかったんですけど、今思えば、あの翌日に大家健から独立を告げられて、反対したんですけど。大家健と1・4板橋で殴り合って、心動かされて。そこからガンプロが独立して、毎日あちこち駆け回って。シングルもタッグも防衛しながら、7大会連続でメインやって。独立一発目までこぎ着けたけど、こんな状態で勝てるほど、石井慧介は甘くなかった。あと10年はガンプロで石井慧介と戦い続けたい。石井慧介に負けたけど、冨永に負ける俺じゃねぇから」とコメント。パートナーの和田は「まさか俺らが負けるなんて考えもしなかった。5回防衛して調子乗ってたとこあったかもしれない。俺は10年とは言わないで、5年以内で自分のプロレスの夢叶えるために進んでいく」と気を引き締めた。

 タッグ王座挑戦が決まった冨永は「CWPの選手がガンバレ☆プロレスに上がったことはあるんですが、ここ数年はなかった。新体制になって、既存の選手だけではなく、新しい選手もということであったので、ちょうどいいタイミングで私の信頼する仲間を連れて、本気で獲りに行きます」と力を込めた。

ガンバレ☆プロレス「スプリング・ブレイカーズ2024」(4月27日、東京・北沢タウンホール)
◆第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○渡瀬瑞基、レッカ(13分38秒、片エビ固め)前口太尊、岡田剛史●
※ヴェネチアン

◆第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●和田拓也(9分11秒、片エビ固め)冨永真一郎〇
※変形ネックブリーカー

◆第3試合 ミックスト6人タッグマッチ 30分1本勝負
PSYCHO、まなせゆうな、○YuuRI(15分47秒、体固め)藤田ミノル、ウナギ・サヤカ、HARUKAZE●
※スワントーンボム

◆第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○今成夢人、高岩竜一(16分46秒、片エビ固め)大家健●、阿部史典
※ラリアット

◆第5試合 スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権 60分1本勝負
〈王者〉●勝村周一朗(19分59秒、体固め)石井慧介〇〈挑戦者〉
※ロコモーション式高角度ダブルアームDDT
※第6代王者が3度目の防衛に失敗。石井が第7代王者に
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