CrazyBoy、新曲「CHEDDAR」リリースでイベント SWAY、MA55IVE THE RAMPAGE、RAG POUNDらも盛りあげる
三代目 J SOUL BROTHERSのELLYことCrazyBoyが4月27日に、2年ぶりとなるデジタルシングル「CHEDDAR」をリリース、同日、新宿のZERO TOKYOでリリースイベントを行った。イベントには、同じLDH JAPANに所属するグループや自身に関係のあるダンサーらが集結、さらにはTHE RAMPAGEのメンバーも駆けつけて、多くのファンとともにゴールデンウイークが始まった最初の夜をフルで楽しんだ。(写真はすべて・三田春樹)
大型連休初日の夜、歌舞伎町の夜はいつも以上にアツかった。歌舞伎町タワー地下のZERO TOKYOはさらにアツかった。開場までまだ時間のある21時、ZERO TOKYOの前には、この日を待っていた人たちが長い行列を作った。
RAG POUND、CrazyBoyの実弟のLIKIYAも所属するダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのパフォーマーによるヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGE、そしてヒップホップグループのDOBERMAN INFINITYでも活動するSWAYのライブパフォーマンス、ダンサーやDJたちによるそれぞれのパフォーマンスを集結させたステージで会場が温まり切った深夜2時、メインのCrazyBoyが登場した。
暗転した会場に雷鳴が轟き、スクリーンにCrazy Boyのロゴが浮かび上がるなか、瞬きするほどの間にステージ袖からCrazyBoyと6人のダンサーが登場すると「Chi-ki -Chi-ki-Haa」でセットをスタート。オーディエンスの歓声と熱視線を一身に浴びながら「LIKE-THAT」「Double Play 」とたたみかけるようにパフォーマンス。フィジカルの強さを最大限に生かした心地よさとキレを兼ね備えたダンスパフォーマンスやムーブの連続にオーディエンスは「イエーイ!」「ELLY、いいよ!」と、大喜びだ。
そんなオーディエンスを見まわしながら、CrazyBoyは「かわいい人がいっぱいいますね。 かっこいい人もいっぱいいますね!。ちょっと騒いで! 男の人! 女子の人! 男は? 女の子は?」とオーディエンスに声を出させると、「……どっちも好きですけど、女の子の勝ち!……嘘だよ、男も勝ちだよ」と、オーディエンスと”らしい”コミュニケーションを展開する。
「次は結構ジャンプしたい曲なんですよ」とパフォーマンスしたのは「BO$$」。途中から、RAG POUNDやMA55IVE、SWAYらがステージになだれ込んでみんなでジャンプして大盛り上がり。「MA55IVE楽しかった?」という問いかけに会場が声をあげてレスポンスしながら、「RAG POUNDもSWAYもみんな応援してあげてください! このライブが終わったら、隣り同士仲良くするんだよ、友達いっぱい増やしてね」。
ライブは終始盛り上がりっぱなし。中盤「Ex-GIRLFRIEND」などでしっとりと聴かせたところで、「昨日(27日)の夜12時に新曲が発売になりました。俺らしい曲でしょ?」と、新曲の「CHEDDAR」をパフォーマンス。チーズ色の「CHEDDAR」のロゴを背負いながら、女性を“とろけさせるような恋愛”を乗せた、ドラマティックな展開で中毒性のあるHIPHOPナンバーで、オーディエンスも体を右に左に揺さぶった。
また終盤には、反応を見てリリースを決めると話して、メロウな新曲「LIKE I DO TOKYO MIX」も披露した。
「マジでみなさん1人ひとりに出会えてうれしく思っています。今日来てくれた皆さん本当にありがとう」と挨拶すると、最後の曲と添えて「DoCoDeMoDooR」で締めくくり……かと思いきや、息もつかせぬ間に「やる?」と目配せして代表曲の「NEO TOKYO」でフィナーレ。サビの〈NEO TOKYO こんにちは Welcome to my city〉のパートは、CrazyBoyの呼びかけもあって大合唱になって、記念すべきリリースイベントのステージのしめくくりとなった。
ライブ出演は1時間弱だったが、その後もリリースパーティーは続いた。普段からサービス精神旺盛なCrazyBoyだけにステージにあがって、LIKIYAとの兄弟コラボも。この日の出演したアーティストと一緒に、ファンとのコミュニケーションを楽しんでいた。
CrazyBoyは、今後も全国各地のクラブでリリースイベントを開催予定。