CrazyBoy、新曲「CHEDDAR」リリースでイベント SWAY、MA55IVE THE RAMPAGE、RAG POUNDらも盛りあげる

SWAY「SAY CRAZY !」洗練されたHIP HOPでサタデーナイトに彩り

 ヒップホップユニットのDOBERMAN INFINITY(以下、ドーベル)でも活躍するSWAY。ドーベルでも滑らかなマイクパフォーマンスでライブを盛り上げる印象があるが、ソロになるとそれが最大限に発揮された印象のステージ。何度もCrazyBoyの名前を何度となく口にして感謝を伝えるとともに、深夜のクラブでのライブする機会をフルに楽しんでいたようで、MCでも「音楽が鳴って体が揺れないとクラブじゃねぇ」。

「ZERO TOKYO、調子はどう~?」と「Blue」でスタートした約20分間のセットに詰め込んだのは実に9曲。それにもかかわらず、肩に力が入りすぎないラフでリラックスしたヒップホップチューンに合わせ、オーディエンスは右に左に体を心地よく揺さぶっていた。9曲は、オシャレでアーバンなものもあればHIP HOPビート全開なヘビーな楽曲、「ASOBOW」のようなパーティーチューンもあって、SWAY全部入りな印象だった。

 最後の楽曲の前のMCでは2月に同じ場所で行われたイベント『ハイローナイト』で楽しみすぎたと明かしたが、この日も自分のライブを終えた後も、CrazyBoyのステージなどに”乱入”し、来場者と一緒に、サタデーナイトとサンデーモーニングを満喫していた。

 

MA55IVE THE RAMPAGE、アグレッシブなHIPHOPチューンでぶち上げ

 16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのパフォーマー、LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀からなる5人組ヒップホップユニット。LIKIYAは、この日のメイン、CrazyBoyの実弟。MCでは「最高ですね。今日は何といっても、兄貴、CrazyBoyのリリースイベントということで、これからもたくさんいろんな人が出てくるんですけど、ガッチリ楽しんで行きたい」

 ライブは、ユニットが最初に世に届けた「Determined」を皮切りに「No.1」などアグレッシブなヒップホップ楽曲を中心に構成し5曲をパフォーマンス。ラストは彼らの代表曲ともいえる「RIDE OR DIE」。この曲は映画『HiGH&LOW THE WORST X』の劇中歌で、ステージには、映画に出演したTHE RAMPAGEの陣、長谷川慎、龍が乱入。オーディエンスはもちろんステージの上も大盛り上がりだった。

 MA55IVE THE RAMPAGEのライブパフォーマンスは別記事でも伝える。


RAG POUND、激しいパフォーマンスで会場加熱

 LDH JAPAN発世界一激しいパフォーマンス集団のRAG POUND(ラグ・パウンド)は、日本のKRUMP(クランプ)ダンスシーンの先駆けとなったクルー。メンバー全員が世界大会でのチャンピオンタイトル保持者で、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」で活躍するメンバーもいる。

 ライブアクトとしてはトップバッターで登場。パワーみなぎるKRUMPダンスでファンはもちろんトップダンサーたちからもリスペクトを集める彼らは「BANG OUT」で会場を占拠。さらに、この日はLDH JAPANのアーティストが出演することもあって「絶対、みなさん知ってる曲だから! 知ってる曲をKRUMPバージョンで俺らがパフォーマンスするんで! 」と「24karats stay gold Krump ver.」でぶちあげた。

 MCでは、この日は、LDH Kitchen TOKYO HANEDAでパフォーマンスをしてからの登場だったと明かし、5月にもパフォーマンスするそうで「今日見てラグパンやばいと思った人は全員来てください」と告知も忘れなかった。