「エンターテイメント王に俺はなる」グループ卒業&LDH退社の関口メンディーがGENERATIONS メンバーと記者会見
卒業・退所の理由のひとつは、“実家からのひとり立ち”。
「13年間、LDHという場所で本当に愛を持って育てていただいた」といい、そのなかで、「LDHという場所が自分にとって家族であり実家のような場所になっていた」とメンディー。そして「いつからか、この実家という場所に自分は本当に居続けていいんだろうかと思うようになりました。僕はおそらくですが、この(GENERATIONSの)中で一番意志が弱いです。そんな僕ですから、やはりここにずっといると、この環境に甘えてしまうんじゃないかなと強く思うようになりました。居続けることは、もしかしたらお父さんの背中に近づくことも追い越すこともできないかもしれない、というふうに同時に思いました。今こそ自分の足で立って頑張っていくことが親孝行につながるんじゃないのかなと思いました」
もうひとつは、小学生の時に母からもらった「メンディーには日本と世界の懸け橋になってほしい」という言葉だ。小学4年生の時の学校行事「2分の1成人式」で母が読んでくれた手紙の一節だそうで、自分はそうなっていくんだろうと思ったというが、「あれから23年の月日が経って、日本と世界の懸け橋になれているかと自問自答したところ、合格点をあげられませんでした。当時10歳だったメンディー少年に日本と世界の駆け足になっている自分を見せてあげたい。今強くそう思ってます」
日本人の母親とナイジェリア人の父を持ち、アメリカで生まれ、日本で育った。
「自分のルーツを辿っていくほど日本のみならず世界で活躍できる人になりたいなという思いが強くなっていきました。とてもわがままなこと言ってるなと自分自身も思いますし、何を言ってるんだというふうに思う方もいるかもしれませんが、僕は世界のエンターテイメントの中で活躍できる人間になりたいと思ってます。それができるかどうか分かりませんけれども、人生一度きり挑戦してみたいという思いがとても強いです。自分が日本のみならず世界で活躍できるエンターテイナーになった時に、僕をメンディーとして生んでくれた両親に対しての恩返しにもなると信じています」