THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERらライブで最高の思い出 タイのアーティストとアジアの熱気届ける


 イベント最後のパフォーマンスは、THE RAMPAGE。オープニングで「CyberHelix」ではメンバーの周辺を光の粒が転がっていくようなパフォーマンスで観客を総立ちにさせたが、冒頭で「今までで最高の思い出が今日となるように、僕たちも楽しみながらみなさんとすてきな時間をシェアできたら」と、RIKUが話したように最後のライブコーナーでは雰囲気をがらりと変えて魅せた。

 冒頭が白なら、こちらは黒。エネルギッシュで迫力のある楽曲で構成したセットリストで肩で風を切ってライブした。

 パフォーマーのダンスパフォーマンスを堪能できる「PERFORMER’S SOUL」でスタート。「SOLDER LOVE」を筆頭に「Ray of Light」「Summer Riot~熱帯夜~」「SHOW YOU THE WAY」「INVISIBLE LOVE」「Everest」「FRONTIERS」などグループの新旧の楽曲をリミックス、1人、2人、3人、13人と編成を変えながら、個人技も魅せつつ、パフォーマンスをリレー。パフォーマーや楽曲や構成、楽曲が切り替わるたびにオーディエンスは大きな歓声をあげてレスポンス。ステージはさらに熱を帯びていった。いよいよというタイミングで3人のボーカルが加わって「SOLDER LOVE」をパフォーマンス。そしてグループを象徴する楽曲ともいえる「THROW YA FIST」「100degrees」とグループのシグネチャーともいえる2曲で高く拳を掲げた。

 最後の曲は、昨年のツアーでもファンを根こそぎ熱狂させた「24karats STAY GOLD」。EXILE魂やLDHのスピリットが引き継がれてる楽曲で、ステージ上では、MA55IVE THE RAMPAGEから川村壱馬へとマイクリレー。その熱い展開がステージ上、そして会場全体に広がって、この日一番の盛り上がりを見せた。

 各グループがライブを終えると、イベントそのものもエンディングへ。

 PSYCHIC FEVERのJIMMYは「様々なカラーや音楽を楽しめる機会になったと思います。僕たちを好きになってくださった方はツアーもあるので、それに遊びに来てくださるとうれしいなと思っています。今日は会えてよかったです」

 BALLISTIK BOYZの海沼流星は「3公演がアッという間、ほんとうに一瞬。みなさんがたくさんエネルギーを届けてくれたからこそ、楽しい2日間になりました。自分たちにとって最高のゴールデンウイークになったと思います。僕らも絶賛ツアー中です。お越しいただける機会があるのでチェックして!」と、アピール。

 THE RAMPAGEのLIKIYAは「皆さんからの愛が届いて、僕らも全力でそれに全力で応えられるライブができたかなと思います。みなさんとの一体感が出た1日。ぼくらも最高の思い出ができました。ありがとうございました」と、満足そうな笑顔だった。

 ラストは出演者が勢ぞろいしTHE RAMPAGEの「WELCOM 2 PARADISE」でフィナーレ。ステージをサイドからサイドまでぐるりと歩きながらオーディエンスに笑顔で挨拶。THE RAMPAGEの川村が「心をひとつにして最高の思い出を残せますか?」と呼びかけていたが、ステージの上も下も関係なく、居合わせたすべての人がゴールデンウイークの最高の思い出をひとつ増やしたことは間違いなかった。

 次回の『BEAT AX』の詳細も既に発表されている。日程は6月28・29日の2日間で、千葉・幕張メッセ。アジアで活躍するアーティストが集結する。ATEEZ、BMSG POSSE、FANTASTICS、岩橋玄樹、ME:I、ØMI、xikers、BOYNEXTDOOR、BUDDiiS、ONEWが出演が発表されている。