井上尚弥が1Rにプロ初ダウンも3つのダウンを奪い返しネリを粉砕。次戦は9月にグッドマン戦が浮上

井上がダウンを取り返す(写真:AP/アフロ)

 4R、ネリが圧を強める。井上はカウンターを狙う。圧をかけてコーナーに井上を詰めるネリ。ガードを固めてしのいだ井上。井上は中央で右ストレート、左ボディー。前に出るネリに、ワンツー。パンチの当たる距離でともに足を止め、すきをうかがう両者だが井上がパンチを当てる。詰めるネリを足を使って交わしながらパンチを当てていく井上。井上の左ジャブ、左ボディーネリのパンチを足を使って交わしてパンチを当てる井上。

 5R、井上は左ジャブ。それにカウンターを出したネリに、井上はカウンターの右。井上の左ジャブ的確。ネリが左を当てるが浅い。井上はワンツーの右ストレートをヒット。ネリが頭から突っ込み、井上がクレーム。ネリが圧をかけてパンチも井上はガード。なおも前に出て井上にロープを背負わせたネリだったが、井上はカウンターの左のショートでダウンを奪う。立ち上がったネリに圧をかける井上。ネリもパンチを出し、打ち合いとなるが当てるのは井上。井上の右ストレートがネリの顔面に炸裂。

 6R、井上の左ジャブが的確。そして右ボディー。ネリは左ボディー、右フックで前に出るが井上はガード。そして井上は左フック、右ストレートを返す。なおも圧をかけてネリをコーナーに詰めると左フックから右フック、そして再び右フックを打ち抜くとネリはダウン。ネリはマウスピースを吐き出し立ち上がれず、6R1分22秒で井上のTKO勝ちとなった。