井上尚弥が1Rにプロ初ダウンも3つのダウンを奪い返しネリを粉砕。次戦は9月にグッドマン戦が浮上
6R、ついにネリにとどめを刺した井上(写真:AP/アフロ)
井上は試合後のリング上のインタビューで「自分自身、すごいプレッシャーがあったんですが、皆さんの力が僕のパワーになりました。本当にありがとうございました」と集まった大観衆に感謝の言葉。
ダウンを奪われ、奪い返しという序盤の展開については「倒した瞬間はというのはいつになく最高の気持ちですが、皆さん、1R目のサプライズ、たまにはいかがでしょうか?」と会場のファンにジョーク。1Rにダウンを奪われた後に笑顔を見せたシーンについては「ボクサーということで、そういうシーンというのは自分自身燃え上がるところはあるので、非常にハイテンションで試合をしていました」とのこと。
続けて「そして、ここ東京ドームでルイス・ネリと試合ができたことに感謝します。ありがとうございます」とネリに歩み寄って握手を交わした。
ダウン後にセコンドからかけられた言葉については「覚えてないですよ。必死だったんで。ただ、ダウンした時に落ち着いて対処することができた。普段のイメトレがここで出たと思う」とダウンシーンを振り返った。
東京ドームでメインを務めた気持ちについては「ここに駆け付けてくれた4万人のお客さん、今日は本当に満足する試合だったと思います。またこういう皆さんが期待するような最高の試合をしていきたいと思いますので、今後も期待してください」とアピール。