篠塚辰樹が返上したベルトをめぐり王座決定トーナメント。石田龍大vs“狂拳”迅、稲垣澪vs橋本雷汰の準決勝2試合を開催【Krush】

弟・柊との兄弟同時戴冠を目指す稲垣

 橋本はベルトへの思いについて問われると「僕が獲って当たり前のものだと思っているので、ベルトは通過点だと思っている」、最後も「まだ18歳で、絶対に今年中に王者になって、来年にはK-1のトップ選手になっていく。優勝する」ととことん強気のコメントに終始した。

 稲垣は「弟がスーパー・ライト級のベルトを持っているので兄弟で獲りたいというのはありますし、格闘家として一つの目標としていたものでもある。もちろんKrushで終わりではないと思っている。しっかり獲ってK-1に進んでいきたい」と柊との兄弟同時戴冠を目指す。

 迅は「(ベルトへの)思いは何もない。ただ獲る。初代狂拳も、僕の兄の斗麗も獲れなかったこのKrushのベルトを僕が獲ります。全員ぶっ倒します」とこちらは兄に先んじての王座奪取を誓う。

 石田は「優生君が持っていたベルトなので、しっかりと受け継いで。ここで獲るか獲らないかで格闘技の俺の未来が変わってくると思うので、しっかり獲りたい。王者になる前から王者らしい試合をする」と第4代王者・江川優生が巻いていたベルトをPOWER OF DREAMへ取り戻す決意を見せた。

「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)
〈5月10日発表のカード〉
◆Krushフェザー級/3分3R・延長1R
森坂 陸(エスジム)vs TBA

◆Krushフェザー級/3分3R・延長1R
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)vs TBA

◆第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
石田龍大(POWER OF DREAM)vs “狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)

◆第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン)vs 橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
龍華(ザウルスプロモーション)vs 児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
鈴木翔也(OGUNI-GYM)vs SEIYA(POWER OF DREAM)

◆Krushバンタム級/3分3R・延長1R
林 佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)vs 白幡太陽(FLYSKY GYM/Tmile Gym)

◆Krushフェザー級/3分3R・延長1R
寺島 想(AX GYM)vs 関口功誠(ALONZA ABLAZE)

◆プレリミナリーファイト/Krushバンタム級/3分3R
早田吏喜(TEAM3K)vs 瀧山悠斗(WSRフェアテックス西川口)

◆プレリミナリーファイト/Krushバンタム級/3分3R
小島卓也(優弥道場)vs 雨宮 空(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆プレリミナリーファイト/Krushフライ級/3分3R
元太郎(IDEAL GYM)vs 海凪(team NOVA)

〈既報のカード〉
◆初代Krushミドル級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
神保 克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)
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