PSYCHIC FEVERがシンガポールで初パフォーマンス! 熱量たっぷりのライブに観客ヒートアップ

 

 WEESAが次は新曲を披露することを告げると、最新EP『PSYCHIC FILE II』から「BEE-PO」をパフォーマンス。幻想的なサウンドの中に響く小津波やWEESAの甘い歌声が観客を魅了し、サビでは〈S-O-S〉という印象的な歌詞の部分でメンバーの振り付けに合わせて踊るファンの姿も見られ、この楽曲でも観客が心からパフォーマンスを楽しんでいることが伝わってくる。楽曲のラストでは、メンバーの息がぴったりと揃った一糸乱れぬダンスでもファンを惹きつけ、熱を帯びた空気をそのままに、メドレーのパフォーマンスへ。

 7人は観客にさらなる盛り上がりを求めて手を上げるよう促すと、「Tokyo Spilal」「Spred The Wings」「Spark It Up」をメドレー形式で披露した。

 

 小津波が、次が最後の曲となることを告げると、会場からは悲しそうな声が沸き起こる。小津波はその声を受けて「僕らも寂しい」と英語で語りかけ、最後の曲でも観客に心の底から盛り上がって、楽しんでほしいことを伝えた。そして、「Everybody, are you ready?」と尋ねると、観客からは盛り上がる準備はできていると答えるかのように歓声が上がり、メンバーが会場に「手を上げて!」と煽ってから、渡邉によるヒューマンビートボックスが行われた。渡邉が生み出すビートに合わせて小津波がメロディを口ずさみ、観客にも歌うよう促していく。観客から小津波のメロディをなぞるように歌声が響くと、「FIRE feat. SPRITE」のパフォーマンスがスタート。ライトで赤く染まったステージで、低音がクールなラップや、しっとりと情熱的な歌声、ダイナミックながらも細部にキレを感じるダンスを繰り広げるメンバーの姿は圧巻。楽曲の終盤には、メンバー全員で勢いのある力強いダンスを披露して会場の盛り上がりは最高潮に。最後まで観客の目線をステージ中央に惹きつけた。

 5月18日から最新ツアー『PSYCHIC FEVER ASIA TOUR 2024 “HEAT”』がスタートする。