ラモス氏が1993年のJリーグ開幕時を振り返り「SMAPより人気があった」

Jリーグ開幕時を振り返るラモス氏

 また「日本リーグで頑張ってくれていた先輩たちがいた。私たちもいつかプロリーグができるのではと信じていた。先に韓国でプロリーグができて、日本がW杯に行きたければ、アジア№1になりたければプロリーグを作らないとダメだなということは選手の間で合言葉になっていた」と当時の選手間のやり取りを明かした。

 発表会ではJリーグ開幕の1993年に発売を開始し、CM好感度ランキングで数カ月に渡り連続1位を記録した「Jリーグカレー」のCMをラモス氏が完全再現したムービーが初公開された。Jリーグカレーは期間限定で復刻し、15日に開催されるJリーグ第14節で全スタジアムで配布されることも合わせて発表された。

 CMではカレーを食べた少年がラモス氏に変身するのだが、それにかけて「カレーを食べて変身したい人は?」と問われると「ジーコ選手に。天才だから。アントラーズと戦う時はドキドキした。ピッチに入るのが嫌だった。最初に握手する時は震えていた。ボールに触ると落ち着くから、早くボールに触りたかった。彼も細かった。私も細くて、みんなにサッカーは向いていないと言われたがジーコが出てきて、勇気を与えてくれた。そんなジーコとJリーグで同じピッチに立つとは思わなかった」などと語った。

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