MA55IVE THE RAMPAGEはもっと上に!TVアニメ『喧嘩独学』OPの新曲が話題!〈インタビュー〉


大きなテーマは喧嘩=“Wild”
最終的に行きつくところみたいな意味でも


ーーその感想があっての「Wild Boy」ということになりますが……まずは「Wild Boy」のタイトルですが……

LIKIYA:それは自分のリリックから取っています。一番初めのところ。

ーー「Wild Boy」という言葉をリリックに選択した理由はありますか?

LIKIYA:この曲の大きなテーマは喧嘩っていうところだと思うんです。弱い主人公がどんどん強くなるということよりも、喧嘩の方が自分のなかでは先行していたので、“Wild”なのかなって。最終的に行きつくところみたいな意味でも“Wild”だなって。

ーー 「Wild Boy」の歌詞は自分がラップしたり歌うところは自分で書くスタイルですか?

山本:はい。バースはバラバラでやって。ただフックはみんなで歌うから、そこだけみんなで相談して、みたいな感じです。みんなで考える時間もなかったというのもあるし。

鈴木:タイトでしたからね。歌詞は「RUN!RUN!RAMPAGE!! X ~FIGHT & LIVE SHOW~」(THE RAMPAGEの冠番組のイベント)の楽屋で2日間で作ってますから(笑)。

ーー浦川さんは舞台を控えて大変な時期の作業でもありましたね。

浦川:だから「満身創痍」という言葉が出てきたのかもしれないです(笑)。

ーーそれぞれがバースを書いて持ってくるのはMA55IVEのやり方。この質問はこれまでにもしているんですけど、長く一緒に時間を過ごしたり同じ経験をしてきたとはいえ、ザックリした感じで一曲完成させられるのが不思議でならないです。

神谷: 「Wild Boy」に関しては原作があるので改めてテーマを設けなくても思うことは共通しているし分かるんですよ。普通の曲だとテーマを何個か出してそれぞれ歌詞を書いて持ってきて話の辻褄が合わないところを合わせていったりするんですけど、この曲に関しては多分みんなが思っていたことが一緒だった。弱い男の子が、とか。

LIKIYA:成り上がりストーリーだとかね。

神谷:そういうのが、おのずと。

鈴木:それで持ってきたものを、レコーディング当日にスタジオで合わせるぐらいで。

ーーやましょ~(山本)さんはスタジオで歌詞を変えて(笑)。

山本:待ち時間で(笑)。

浦川:本当それすごいよなって思うんです。

鈴木:僕はできない…

浦川:僕もできない! 僕は初動は早いけど、そこからめっちゃ直すんですよ。完成するまでにめっちゃ変えなきゃいけないから待ち時間にっていうのは……

山本:スタジオで皆がやってるのを見ていて、自分のところが引っかかるなってなったら、それは変えなきゃってなるからね。変える時はめっちゃ早いです。