「もう?」パリ五輪開幕まであと2カ月 ギリギリで勝つからこそ盛り上がる

「世界リレー大会」決勝、中島佑気ジョセフからアンカーの川端魁人にバトンがつながる(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

陸上男子400mリレー今回こそは金メダル

 陸上ではやはり男子400メートルリレーに注目が集まる。日本は「世界リレー大会」(5月4〜5日、バハマ)で決勝に進出し、10大会連続となる五輪出場権を獲得。決勝ではアメリカ、カナダ、フランスに次ぐ4位に終わった。日本は五輪ではアテネとリオデジャネイロで銀メダルを獲得。金メダルが期待された前回の東京では決勝で1走の多田修平から2走の山県亮太にバトンが渡らず、途中棄権となった。金メダルを狙ってのギリギリの攻め、かつ地元開催という気負いもあったか…。今回は気負うことなくのびのびと走ることができれば、もちろん金メダルの期待は大だ。

 またバスケットボールの女子は東京では男女を通じて初となる銀メダルを獲得し、世界をあっと言わせた。翌年行われたW杯ではグループリーグで1勝4敗と低迷し、決勝トーナメントには進めず。しかし今年2月の「世界最終予選」で出場権をしっかり獲得。パリではさらなる高みを目指す。

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