勝俣が本多との熱戦を制し、EXTREME王座V3。6・21サウナ路上プロレスで納谷、To-y、イルシオンと4WAYマッチで次期防衛戦【DDT】

納谷、To-y、イルシオンが挑戦表明

 王座を守った勝俣は「歴史を残すために本多選手とやりましたが、記者会見のときから、本多さんワールドで心折れかけてたんですけど。勝つことができましたが、本多さんを超えられたとは思ってません。素晴らしい選手でDDTにとって大切なレスラーと思うんで、これからもっといろんなストーリーを作っていきたいと思いました。また挑戦してくれるなら、まだまだ防衛してまたやりたいと思います」と試合を振り返った。そして「納谷選手は酔っ払ってたんですか? いいんですよ。心のどこかで挑戦したいと思ってたんでしょ。イルシオン、メシ食いに行って、悩んでます。いっぱい若手がいて、DDTで唯一のマスクマン。彼と戦いたいねって言って、挑戦表明してくれました。彼のすべてを受け止めて彼の悩みを吹っ飛ばしてやります。To-y、やっと表明してくれました。To-yのおかげでベルトが獲れました。感謝してるから断る理由もない。全員まとめて来い。全員ぶっ飛ばしてやる。EXTREMEをどれだけの気持ちで背負ってるか、サウナ路上で見せつけてやるから。それを上回る覚悟でかかってきなさい」と意気込んだ。
 
 一方、敗れた本多は「負けてしまいましたが勝俣と戦えてよかった。彼とはしっかりとしたシングルマッチをしたことがなかったので。彼が入って、あっという間の10年が過ぎて、いつの間にか立派なレスラーに、チャンピオンになってました」と後輩の成長を称えた。
 
 挑戦が決まったTo-yは「勝俣さん、EXTREMEのベルトと共に、僕も何度も戦ってきたでしょ。次はEXTREMEをかけて僕と戦ってください。今までの思いも全部サウナで戦って一緒にととのいましょう!」、イルシオンは「マスクがサウナに有利か不利か関係ない。これは令和の新しいサウナハットです。このマスク被ってEXTREME獲ってやります」と意欲を見せた。

DDTプロレス「初夏のビアガーデンプロレス【DAY2】」(5月17日、東京・上野恩賜公園野外ステージ)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
樋口和貞&●石田有輝(11分47秒、片エビ固め)HARASHIMA&中村圭吾○※ダイビング・ヘッドバット

◆第二試合 不忍池イリミネーションマッチ 30分一本勝負
●MAO&●To-y(7分57秒、アウト・オブ・ザ・不忍池)大鷲透&彰人○※相手チームを2人同時に会場内の池から外に出したチームが勝利となる特別ルール。

◆第三試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&KANON&MJポー(8分42秒、クロス・フェースロック)秋山準&納谷幸男&大石真翔●

◆第四試合 30分一本勝負○クリス・ブルックス(12分0秒、ヒールフック)高鹿佑也●

◆第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
遠藤哲哉&○飯野雄貴(12分37秒、片エビ固め)上野勇希&平田一喜●※スピアー

◆セミファイナル 男色ディーノ生誕前夜記念試合~2代目男色ディーノ襲名試合 30分一本勝負
●正田壮史(12分2秒、片エビ固め)須見和馬○※男色ディーノレフェリーの男色ドライバー

◆メインイベント DDT EXTREME選手権試合~歴史を残せ!!3本ポッキリ大作戦 60分三本勝負
〈王者〉勝俣瞬馬(2-1)アントーニオ本多〈挑戦者〉
①1カウントフォール・セコンドわさびシュークリームマッチ●勝俣(5分17秒、わさびシュークリーム当たり)アントン○

②スクランブルバンクハウス・ブラジャーハントマッチ
○勝俣(6分49秒、ブラジャー装着)アントン●

③オンリー2カウントフォールマッチ
○勝俣(5分0秒、後方回転エビ固め)アントン●
※第59代王者が3度目の防衛に成功。
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