武尊率いる「team VASILEUS」に野杁正明、与座優貴、寺田匠、渡辺雅和トレーナーが加入。団体、国を超えて世界最強の証明を目指す

　今回のチーム加入の最大の決め手について野杁は「フリーになっていろいろなジムで練習させていただいていたが、やはり最強を目指すにはこのチーム一択しかなかった。先にONEに挑戦していた武尊君がいたというのもあるし、雅和さんに全信頼を置いているので、このチームを選ばせていただいた」、与座は「まず武尊さんに憧れて格闘技を仕事にしたいと学生の頃に思ってずっと頑張ってきた。その中で雅和さんに出会って強くしてもらった。武尊さんとも練習パートナーとして呼んでもらったりとか。常にモチベーションとか刺激をもらっている方たちとこれから一緒に切磋琢磨して。何度も言っているが自分は最強だけを目指しているので、このチームでやっていけばより夢はかなうのかなと思ったのが決め手」、寺田は「自分は宮崎から18歳の時に上京してきて、雅和さんにキックボクシングを一から学んだ。KRESTから雅和さんがいなくなってしまい、雅和さんと練習しないと、もう格闘技をやめる、と思っていたので、その気持ちで来ました」などと揃って、武尊はもちろん渡辺トレーナーの存在も口にした。

　その渡辺トレーナーは「僕は各選手を強くする。今欲しいベルトに一緒に挑戦していきたい」と語り、今回チームに加入したことについては「僕も最初はずっと武尊とやっていたんですが、そこで最強を目指しているメンバーがどんどん集まってきて。で、今ここに至るという感じ」などと説明した。渡辺トレーナーについては武尊も「雅和さんは僕が18から、雅和さんがプロでやっている時からずっと一緒に練習して、アドバイスをくれたりしていた。引退されてからは指導者として、ずっとミットを持って練習に付き合ってくれた。この中で一番歴史が長い。15年ほぼ毎日会っている人。それこそ、試合もそうだし、いろいろなことを一緒に乗り越えてきた同志だと持っているので信頼しているし、僕は引退してからも一緒に戦っていきたいメンバーだなと思っている」などと全幅の信頼を寄せた。