プロ20年目、43歳の藤野恵実が世界王座獲得「最高の人たちに恵まれているいい格闘技人生。まだ続けます!」【修斗】
組みの展開でもパワーの差を見せつけた(撮影・上岸卓史)
2R、ともに左インロー。杉本のインローに左フックを合わせる藤野。ともにジャブを刺し合う。藤野は圧をかけてワンツー。そして組み付くとケージに押し込みヒジ。距離を詰めて小刻みなパンチを顔面にまとめる藤野。そのまま組み付き押し込みパンチをこつこつ。打ち合いの中で杉本がバックブローも空振りとなると藤野がバックに組み付きテイクダウン。杉本はすぐに正対しガードに入れるが藤野はヒジとパウンド。杉本がもぐってカメになるが藤野はそこにパンチ。
3R、杉本の左インローに右フックを合わせる藤野。目を気にする杉本。杉本はタックルも藤野がつぶす。打撃の攻防から目を気にする杉本。杉本がタックルも、つぶした藤野はマウントからパウンドを連打。サイドに移行し、ヒジを落とす。カメになった杉本だが藤野はバックからコントロールしてパンチ。首を狙う動きもまじえながらもパウンドとヒジ。最後はマウントをキープしてパウンドの連打を浴びせたところでレフェリーが試合を止めた。