ワンパンKO勝ちの田上こゆるが王者・新井丈に「次にでも戦いましょう」と挑戦状【修斗】

パウンドの追撃に行く田上。この直前の右フックで勝負はほぼ決していた(撮影・上岸卓史)

 1R、田上が右ロー。旭那はスイッチを繰り返し圧をかけインロー。そしてインローから前に出た旭那に田上がカウンターの右フック一発。これで前に崩れた旭那に田上がパウンドの追撃でKO勝ちを収めた。

 田上は試合後のマイクで「大阪から新井チャンピオンにケンカを売りに来た田上こゆるです。今回、すぐ終わってしまったんですが、僕はもっともっと上を目指して、王者を超えて世界を目指しているので、とりあえず修斗のストロー級で僕としっかり打ち合ってくれて楽しい試合ができる選手とやりたいと思っています。なので、僕と打ち合える漢気のある選手、楽しい試合をお願いします」と新井の持つストロー級王座への挑戦をアピール。会場で試合を観戦していた新井を見つけると「チャンプ、見てましたかね? 近いうち、次にでも戦いましょう。殴り合いお願いします」と挑戦状を突き付けた。

 現在、修斗では新井がストロー級とフライ級の世界王座を同時に保持。この日はフライ級世界1位の関口祐冬(修斗GYM東京)が同7位で元環太平洋バンタム級王者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)をKOで下し新井への挑戦をアピールしており、新井が復帰戦でどちらの階級で試合をするのかも合わせてタイトル戦線は混とんとしてきた。

プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)
◆メインイベント 第7試合 世界女子ストロー級チャンピオン決定戦 女子ストロー級5分5R
○藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)(3R3分43秒、TKO)杉本 恵(AACC)●

◆セミファイナル 第6試合 ストロー級5分3R
●旭那 拳(パラエストラ沖縄)(1R1分52秒、KO)田上こゆる(BLOWS)○

◆第5試合 フライ級5分3R
○関口祐冬(修斗GYM東京)(2R3分12秒、KO)石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)●

◆第4試合 フェザー級5分3R
○齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)青井太一(心技館)●

◆第3試合 インフィニティリーグ2024 フライ級 5分2R
●ヤックル真吾(T-REX柔術アカデミー)(1R19秒、KO)須藤晃大(EXFIGHT)○

◆第2試合 73kg契約5分2R
△安海健人(ALMA FIGHT GYM BASE)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)山下康一朗(CARPEDIEM)△

◆第1試合 フライ級5分2R
●シューティングガイコツ(THE BLACKBELT JAPAN)(2R2分32秒、スリーパーホールド)岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,We)○
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