日中対抗戦で大将のSASUKEが鮮やか一本勝ち。修斗のフェザー級ファイターに「中国に行って勝ってから僕の名前を挙げなさい」と苦言【修斗】

変形のヒザ十字固めで一本勝ち(撮影・上岸卓史)

 1R、ともにオーソドックスの構え。SASUKEのローにパンチを合わせるジョングウェン。ジョングウェンはアグレッシブにパンチを出していく。前に出るジョングウェンにカウンターの左を合わせる SASUKE。互いのパンチが交錯も、ジョングウェンのパンチをかいくぐってSASUKEがタックルからなんなくテイクダウンに成功。ジョングウェンはケージまで体勢をずらしていくが、SASUKEはバックを取って背に乗る。4の字ロックでがっちりと固め、首を取ると見せかけて、右足を取ると体を裏返しそのまま右足を伸ばし切る。ジョングウェンはたまらずタップしてSASUKEが一本勝ちを収めた。

 SASUKEは試合後のマイクで「ジョングウェン選手、準備期間が短い中、日本に来てくれてオファーを受けて下さりありがとうございます。まだ19歳で、これから先が明るい若者だと思うので、僕も彼のキャリアを応援したいと思います」と急きょの参戦となったジョングウェンに感謝の言葉。