“DDTトップ4”上野、樋口、MAO、遠藤がプライドをかけて大熱闘を展開。各選手が30周年の松井幸則レフェリーに感謝の言葉【DDT】

最後は上野がWRで遠藤から勝利

 トリプルメインイベントの試合順は当日発表とされていたが、大トリでは「DDT PRIDE」と冠されたタッグマッチが行われた。この日ばかりはユニットの枠を取り払い、KO-D無差別級王者・上野が元KO-D無差別級王者・樋口と組み、DDT UNIVERSAL王者MAO、元KO-D無差別級王者・遠藤のチームと激突した。ふだん上野と樋口、MAOと遠藤がタッグを組むことはまず皆無。同じサウナカミーナの上野とMAOが対戦することもほとんどなく、超レアな一戦となった。
 
 試合が始まってみると、上野と樋口がダブルの突っ張りを繰り出し、MAOと遠藤は合体技を披露するなど好連係も披露。上野とMAOは同じユニットながら、激しくやり合った。遠藤が上野に旋回式ト―チャーラックボムを見舞えば、上野は雪崩式フランケンシュタイナー、フロッグスプラッシュで逆襲。上野が遠藤の顔面にドロップキック3連発を放てば、遠藤はエクスプロイダーで反撃。樋口が遠藤にラリアットを叩き込めば、上野はシャイニング・ウィザード一閃。上野と樋口が合体技を決めるも、MAOがカット。すかさず上野がWRを見舞って遠藤から3カウントを奪取した。