THE RAMPAGE 浦川翔平、“好きすぎて自分で作っちゃった”ツアーグッズがBUZZってます?〈BUZZらないとイヤー! 第75回〉

本日も肌身離さず……

ーー それでメンプロにしようと?

翔平さん:日本で買えないこともないんですけど、ネットで見ると、現地で買うよりも数倍の値段になってたりするんです。毎回タイに買いに行くのも大変だし、自分で作っちゃおうと。それならメンプロでって。自分のフレーバーバージョンを作るのでもいいし、去年タイに行ってホンタイを作っている会社が私に気づいてくれたこともあってコラボできたりしないかなぁって思ったりもして(笑)。

ーー進展を聞かされたのは翔平さんがホンタイボーイになってしばらくしてからだった記憶です。

翔平さん:結果を出したから(笑)? タイの人にホンタイボーイって呼ばれはじめて、ホンタイの会社からは挨拶に来たいって……。そこまで言われて、自分も日本でホンタイというかヤードム(タイの嗅ぎ薬の総称)を広めたいという気持ちがより強くなって……宣教師になろうと決めたんですよ。

ーーそこからはどんなふうに?

翔平さん:作っている会社が見つかって動き出しました。パッケージについては、最初から顔写真みたいなものを入れたいなと思って、ハロウィーンの時に撮ったホンタイの魔人が使えるって。ランプの魔人のジーニーのコスプレでターバンのところにホンタイをつけてるキング・オブ・ホンタイ!(笑)

香りは、オリジナルのホンタイのブルーの方を参考にして考え始めました。ホンタイにはいろいろ種類があって、僕は好きなんですけど、緑の容器のはハーブの香りがすごいんです。いろんな人にプレゼントしましたけどファーストインプレッションで、ウッ!ってなる人も多かった。ブルーのほうはペパーミントのエキスというかハッカの香りで、初心者から中級者向けなんですよね。

ただそこからも簡単ではなくて。鼻にスンって抜ける感じはアルコールらしいんですけど、そのバランスが難しい。最初はなんかウォッカみたいな感じだったんですよ。それで自分が好きな香りを入れ込むっていうのもあるなって。前も言いましたが、「WELCOME 2 PARADICE」のミュージックビデオの撮影で行った韓国のPARADICE CITY HOTEL! あそこのディフューザーの香りがめっちゃ好きなんです。調べてみたらペパーミントとか、ヴァーベナとか、マンダリンとかが入ってるのが分かりました。それで成分が同じだったら香りは同じはずだと思って、慎(メンバーの長谷川慎)と一緒に表参道を探し回ったんです。

ーーありましたね、そんなこと。あれは参考になるものを探してたんですね。

翔平さん:そうです。でも、なかったんです。あの日、ディフューザーを何個も買ったけど同じものはなかった。マンダリンはあったんですけど、ヴァーベナとミントが混ざっているのは見つからなかったんです。なので、リファレンスはなしで、ミント、ヴァーベナ、マンダリンを混ぜてサンプルを作ってもらいました。試していくなかで、マンダリンを入れると結構重くなるのが分かって、ペパーミントとヴァーベナを足した今のものに着地しました。

ーーどのくらいの数を試したんですか。

翔平さん:サンプルを作ってもらったのは4か5回ぐらい。最初は3-4種類あって鼻がバグりました。少しずつ調整が明確になってきて絞られて、最後は1個になってそれを調整していくみたいな……もっとできたと思いまけど……それはまた次で。