映画「九十歳。何がめでたい」主演の草笛光子が舞台挨拶で「ちっともめでたくないんですけどね(笑)」

主演の草笛

 前田監督は「この映画に入る前に原作者の佐藤愛子先生と草笛さんと会食したことがありまして、当時、愛子先生は99歳、草笛さんが89歳。その2人に挟まれていることが非常にめでたい(笑)。ちょっと辛い時はその写真を見る。2人ともめちゃくちゃ元気でエネルギーをもらった。撮影中はエネルギーを草笛さんに吸い取られましたけど。撮影が終わってから生まれて初めて声が出なくなって、1日寝込んだことがありまして。なぜかなと思ったら2カ月間ずっと草笛さんに対して大きな声をかけていた。声を返してもらいたい(笑)」などと撮影前と撮影中のエピソードを明かした。