髙木三四郎、6・5新宿でのKO-D無差別級王座戦に向け「プロレスのルールの範囲内でガッチリ上野勇希に勝ちたい」【DDT】
このタイトル戦の勝者が7・21両国国技館で「KING OF DDT」を制覇したMAOの挑戦を受けるが、髙木は「昨日の会場内の空気を見てて、サウナカミーナであるMAOと上野の対戦を望む声が会場内では多くあったのかなと思ってたんですけど。速攻でエゴサーチしました。そしたら割と昔からDDTを見続けてるファンから、大社長とMAOの試合見たいよって書いてくれてるのが結構あったんです。それは自分のなかで原動力になっているのもあるし、もう1個、どう考えても自分とMAOのほうが因縁ありまくりでしょ。自分、車で3回ひかれてるんですよ! だから対戦するのに理由はいらないでしょ。僕が王者として挑戦者MAOを両国のメインで迎え撃ちます」と発言。
これを聞いた上野は「僕にはMAOちゃんに車で3回ひかれた因縁はないんですけど、両国のメインでこのベルトをかけて、MAOちゃんと試合ができるというのは、因縁どころか僕たちは強いつながりをもって。MAOちゃんは昨日、トーナメント優勝して、僕の目の前に立つということは、MAOちゃんが上り詰めたわけじゃなく、UNIVERSALチャンピオンとして、別の場所で別の形で同じようにDDTを盛り上げるために、DDTを表現するために戦ってた2人が巡り合ったということですから。そこまでたどり着けたときには、ドラマティックな今のDDTを引っ張り続けている2人のものすごい大会にしてみせます」とキッパリ。
髙木は7・21両国大会をもってプロレスラー休業を発表しているだけに、6・5新宿でベルトを獲り、7・21両国で防衛に成功した場合の去就が気になるところだが、髙木は「そうなった場合、王者の責任感として、休養を撤回というより、いったんベルトを持ってる限りでは防衛戦をやり続けなきゃいけないと思ってるので。1回休養はストップになるのかな」と言及。