結婚発表の伊藤盛一郎と菅原美優に直撃。菅原の「浮気されてもいい。戻ってくるなら」そのわけは?

出会いから今までを語ってくれた2人(撮影・蔦野裕)

伊藤が一人で菅原の実家に遊びに行くことも

 去年の12月のパンクラスの大会でケージに入った。なぜあの時に?
 伊藤「来年(2024年)には発表したいなと思っていたんです。自分も勝って、いいタイミングですし。勝村(周一朗)先生も“勝ったら美優ちゃん、上げちゃえよ”って言っていたので、試合の時に家族全員VIP席に招待しました。でも、本当は近くで見るのは嫌だったらしいんですよ」

 菅原「怖いんですよ」

 伊藤「だけど、思いのほか近くのケージを出てすぐの所に座っていたので、勝村先生が“入っちゃえ”って」

 菅原「すぐ迎えに来ましたもん(笑)」

 伊藤「本当に今年中に発表したくて。でもそういうきっかけがないと発表できなかったと思ったので暴走しました」
 
 菅原選手はデビュー当初はメンタルが弱いところがあったように思いますが、ある時からメンタルがすごく強くなったイメージがあります。そういう面で伊藤選手の存在は大きかったですか?
 菅原「そういうところはあるかもしれないです」

 伊藤「最初のころはしょっちゅう、泣いていました。学校の課題が大変な時とか。成人式の時にお母さんに怒られて泣いていたり。試合の時は、アンチが結構いたりしたじゃないですか。“菅原、頭突き”とか言って。美優は落ち込んでいるけど、自分とお母さんが強いんで“そんなの気にするなよ”って」

 菅原「守ってもらっていました」

 伊藤「そういう話をしていく中で図太くなってきましたよね」

 菅原「スルーの仕方を覚えたというか。前は全部を受け止めていた。そしてそれをどこかで発散することもなく。ただただひたすら受け止めていたので、もたなくなってしまうところがあったんですが、そういうところは学んだかもしれない。盛ちゃんもお母さんも、まあ強いんで(笑)」

 伊藤「直接言って来いよ!とか言って」

 理想の夫婦像なんかは?
 菅原「付き合ってから、今でさえあんまり変化がないよね? ある?」

 伊藤「変わんないですよね。ケンカも全然しないし。仲いいよね」

 ずっと新鮮なまま?
 伊藤「それはないですね(笑)。新鮮さはないです」

 菅原「付き合っている時から新鮮ではなかった」

 伊藤「本当に自然体。美優の家族や親せきの方とうちの家族や親せきが似ていて」

 菅原「なじみ過ぎちゃって」

 伊藤「自分が美優の家に一人で行っても普通だし」

 菅原「私が地元の友達と遊びにいくので“この日は出かけるわ”って言ったら“俺、どうしよう。地元のほうに行くなら俺、美優の家に行こう”って言って、一人で私の実家に行くんですよ(笑)。私が友達と遊んでいて“盛ちゃんは?”って聞かれて“私の実家にいる”って言ったら“何してるの?”って言うからLINEしてみたら“お父さんとお母さんとくら寿司に来たよ”って(笑)」

 伊藤「美優を置いて、お父さんとお母さんとご飯に行ってました」

 菅原「昔からこんな感じだったので。なじみ過ぎてる」