結婚発表の伊藤盛一郎と菅原美優に直撃。菅原の「浮気されてもいい。戻ってくるなら」そのわけは?

(撮影・蔦野裕)

気になる今後の活動は…

 今後について聞かせてください?
 菅原「私は美容師としては4月からスタイリストデビューしまして、まだまだバタバタしているので、ちょっとずつ頑張って予約枠を広げていきたいと思っています。スピードが追い付かなくてひと枠ずつしかやれてないんですが、それを重ねられるようになったらいいなと思いつつ、という感じです。将来的にはいつかはお店を持てたらなとは思っています」

 予約を受け付けたらあっという間に枠が埋まったということをSNSで話されていました。1日何人くらいのお客さんを相手にするのですか?
 菅原「スタイリストデビューしたら、だいたい1日に1人2人入ったらいいほうで、あとは最初は指名なしのお客さんをやっていってリターンにつなげる。そして自分の顧客を増やしていったりSNSで集客して、自分の得意な分野を推して集客するといったところから始まるんですが、自分の場合は応援してくれている人がバーッと来てくれたので、もうパニックで(笑)。集客するところは吹っ飛ばせたといえば、いいことなんですが。最初に予約を開けた時に6月くらいまで埋まって、びっくりしました。アンチにばかりに目が行きがちなんですが“応援してくれる人もたくさんいたんだ”ってうれしかったですね。あとは一人のお客さんに最低でも1時間はかかるので、1時間は話すんですよ。自分が思っていたよりもすごくいっぱい応援してくれている人がいて、しかも時間とお金をかけてきてくれる
それはすごくうれしかったです。福岡とか大分からも来てくれるんです。申し訳ないくらい。で、今は練習があるので4時までしか切れなくて。多くても1日に6人ですね。それで週5日くらい」

 やればやるほど技術は上がりますよね?
「そうなんですよ。でも疲労感もすごくて。頭が疲れるんです。話もしなければいけないし、準備してできることではないので。来てくれたお客さんのこだわりとかを探して、髪質とか頭の形とかをその場で見て、お客さんの理想を聞く。でも理想にだけ合わせていったら髪質とかも全然違うので、その通りにはならないんですよ。これに近づけるにはこの人の頭じゃどうしなければいけないんだろうということを考えながらやっていたら、もう頭が痛くなってきて(笑)。そういうのを喋りながらやらなければいけないので、最初のころは一日が終わると放心状態でした。低血糖みたいになって(笑)。でもそれも少し慣れて来て、パターンもちょっと覚えて来てだいぶ楽になりました。でもやっと慣れて来たくらいなので、まだまだスタートラインでもないなという感じ。これからもっと頑張らないといけないなと思っています」

 選手のほうは?
 菅原「それは改めて、ということで」

 伊藤「自分は本当は『ROAD TO UFC』にエントリーさせてもらっていたんですが選考で落ちてしまいまして。今回は試合数を重ねていない選手を取るということで、自分は20戦以上やっていたので、しょうがないかと」

 菅原「おじさん(笑)」

 伊藤「おじさんだった、もう(笑)」

(撮影・蔦野裕)

 実はもう中堅の域ですよね。
 伊藤「20代半ばくらいに見られることが多いんですが、もう30なんで」

 では今後はUFCを目指す?
 伊藤「日本よりも海外で、という思いはあります。今度の対戦相手は海外の選手なんですが、海外で試合をしたり、パンクラスに強い海外の選手を呼んでもらったりして、海外の選手と戦いたいなと思っています。もう日本で有名になりたいとかはなくて、ひっそり暮らしたいんで(笑)」

 伊藤の次戦は「PANCRASE 346 PANCRASE 30周年記念大会Vol.5」(7月21日、東京・立川ステージガーデン)でのムハンマド・サロハディノフを相手の初防衛戦。

 UFC以外でもPFLとかBellatorでも?
 伊藤「そうなんですが、海外にどういう団体があるか分かってなくて。UFCとBellatorとPFLとアブダビのUAE Warriorsくらいは知っているんですが、あとはよく分からないです(笑)。でもパンクラスで正規王者になったばかりだし、一度は防衛しないといけないと思っています」

 伊藤選手の髪を家で切っているとのことでしたが、万が一、伊藤選手が浮気した時は坊主ですか?
 菅原「私、浮気されてもいいんですよ。戻ってくるなら」

 突然、演歌っぽくなりましたけど。
 伊藤「(笑)」

 菅原「浮気して戻ってきたら、実力勝負でこっちが勝ったということじゃないですか。浮気されてそっちにいかれちゃったら、負けたなって思いますが、帰ってくるならまあいいかなって(笑)。そういうスタンスですね。でも、坊主もカッコいいんですよ(笑)」

 罰にならないんですね。
 菅原「はい」

 伊藤「じゃあ全剃り眉毛で」

 菅原「そうか。それにしようかな(笑)。なんか柔道部時代の坊主の写真を見たら、普通にイケメンだった。顔がいいってせこいなって思います(笑)」