竹中直人が山田孝之らがプロデュースのプロジェクトで短編映画を監督。「ひねくれる一歩手前で声をかけてもらってうれしかった」

舞台挨拶には6人の監督と4人の出演者が登壇した

 竹中が監督した『たてこもり』は、演技力とコンビネーションが話題のスクールゾーンの俵山、橋本を主演に迎え、小さな喫茶店の一角で起こる悲劇的な事件を描いたもの。

「Season5」ではこの他に元理学療法士という特異な経歴で得た感覚と感性で劇映画・ドキュメンタリーを創作する榊原監督の『MIMI』、漫画家、大橋監督作の『変哲の竜』。そして22歳のリトアニア人、マチュルスキス監督の『NAIKU』、巖川監督の『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』、十川監督の『駆け抜けたら、海。』の一般公募作品3作品の計6作品が上映される。

『MIMI』は横浜流星が主演を務め、プロジェクトのプロデューサーでもある阿部と山田が出演。『変哲の竜』は又吉直樹が主演を務め、山田、伊藤沙莉が出演している。またマチュルスキス監督は2023年の「夕張国際映画祭」で短編部門グランプリを獲得、巖川監督は「池袋みらい国際映画祭」で特別審査員賞を受賞、十川監督の作品は「下北沢映画祭」にノミネートされている。

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