清水美砂「成田空港、そして成田の皆さんの思いがたくさん詰まった映画。愛をこめて作らせていただいた」
娘を演じた片岡凛(右)
撮影については「3日間。結構つらかった」と振り返るが、制服で空港内を歩き回ることが多かったことから本当の空港スタッフと間違われて利用客にいろいろと聞かれることもあったという。
また片岡が「清水さんが本当にお母さんのような器で、一緒にいてくださると安心感が強くて」などと撮影中の現場の雰囲気を明かすと清水は「丘の上で飛行機を見ているラストシーンで(片岡が)“ありがとう”って叫ぶんですが、そこで彼女が涙を流していたのは台本にはないんです。本当に感情があふれんばかりにこもっていた。あそこは私も感動した。こんなに繊細な素晴らしい女優さんとお仕事ができて私も幸せだったと今でも思います。本当に素晴らしい。感情が豊か。絶対に作ってない。絶対この人たちは大きくなったら高い所まで行くなと思った」と片岡とその弟役の松野晃士の今後の飛躍を約束した。