約4年ぶりに後楽園ホール登場の志朗の相手はアルゼンチンの新鋭に。「“これが世界王者だぞ”という試合をしないと出る意味がない」【RISE179】

王者として、圧勝を約束した志朗

 以前、試合後の会見で「RISEって“勝てないだろう”っていう相手を用意してくる」などと語ったことがあるのだが、マンゾについては「外国人と初めて戦う選手が一番不利。生で見たことがないじゃないですか。実際に自分が初めてやって、自分が苦戦したらまた呼べる。RISEっぽいなと(笑)。外国人、日本人関係なくスター選手を作り上げていこうというのがRISEは上手いなと感じますし、逆にその思いを自分が上回って、すぐ終わらせたいなと思いますね」と語ったうえで、マンゾがスター選手には「ならないです。自分が阻止して、KOで締めたいと思います」ときっぱり。改めて、世界王者の実力を見せつけての勝利を約束した。

 また、志朗は前戦となった3月の「RISE ELDORADO 2024」での田丸辰戦がバッティングのケガによるノーコンテストに終わっているのだが、その田丸との決着戦については「年内には決着をつけないとダメだなと思っている」と年内での再戦を視野に入れた。

「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)
〈6月4日発表のカード〉
◆バンタム級(‐55kg)3分3R延長1R
志朗(日本/BeWELL キックボクシングジム/初代RISE世界バンタム級王者)vs “The Jewel”クリスティアン・マンゾ(アルゼンチン/Demonios Team Argentina/ISKAアルゼンチンフェザー級(‐57kg)王者)

◆フライ級 (-51.5kg) 3分3R延長1R
松本天志(TARGET SHIBUYA/同級2位、RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント優勝)vs 岸佑樹(健心塾)

◆ミドル級(‐70kg)3分3R延長1R
宮城寛克(日本/赤雲會/同級9位)vs ペドロ・ゴメス(ブラジル/Santa Fe BRA THAI Team /Fight Dragon -70kg Champion)

◆スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
奥平将太(KSR GYM/同級11位)vs 原口アンドレイ(TEAM TEPPEN/第9回 Stand upアマチュアAクラストーナメント一般部-65㎏優勝)

〈既報のカード〉
◆スーパーフライ級(–53kg)3分3R延長1R
長谷川海翔(誠剛館)vs 花岡 竜(橋本道場)

◆フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
梅井泰成(Mouton)vs 翔(REVOLT)

◆バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
松下武蔵(GOD SIDE GYM)vs 若原 聖 (TEAM TEPPEN)

◆スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
小野幹晃(IGGY HANDS GYM)vs 藤井重綺(Team +1)

◆ライト級(-63kg)3分3R
新井雄大(TARGET)vs 鳰 翼(KSR GYM)

◆ミニフライ級(-49kg) 3分3R
Melty輝 (team AKATSUKI)vs ワン・チンロン(TKBA/PUNCHUP)

◆ウェルター級(-67.5kg) 3分3R
安彦考真(Y.S.C.C.キックボクシングチーム)vs 西田 祥(TARGET SHIBUYA)
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