事実上の次期挑戦者決定戦で戦う長谷川海翔と花岡竜の“目の前の試合に集中”コメントに伊藤代表が「もっとがつがつして」と辛口判定【RISE179】

淡々とちくちく挑発の長谷川

 また昨年のトーナメントでの互いの試合の印象については、花岡が「僕は早々にKO負けしたので、多分、相手は印象にないと思うが、僕はHIROYUKI選手とは3回やっていて、強い選手だと思っていたのに倒した。決勝は負けてしまったが、ダウンがなければ分からなかったので、決勝を見ていて悔しいなと思ったし、試合をしたいなと思った」と率直な感想を口にすると、長谷川はここでも「すぐに倒されちゃったので印象はあまりなくて、もっと頑張ってほしかった」と淡々とちくり。

 伊藤代表の「内容次第で次期挑戦者に」という発言には花岡は「実績、実力的にも勝てばタイトル戦でもいいかなと思うが、そこはとりあえずどうでも良くて、長谷川選手とベストバウトを狙うような、盛り上げる試合をしようかなと思っている」、長谷川も「僕も同じでまずは今の試合を見ていきたい」と相手を強敵と認めるがゆえの目の前の試合に集中という姿勢を見せたのだが、これに伊藤代表は「もっとがつがつしてほしい。今はいい子が多い。“俺が勝ったらタイトルに挑戦させろ。そんな内容で戦ってやるぜ!”くらいの気持ちが欲しかったかな」とまさかの辛口判定だった。

「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)
〈6月4日発表のカード〉
◆バンタム級(‐55kg)3分3R延長1R
志朗(日本/BeWELL キックボクシングジム/初代RISE世界バンタム級王者)vs “The Jewel”クリスティアン・マンゾ(アルゼンチン/Demonios Team Argentina/ISKAアルゼンチンフェザー級(‐57kg)王者)

◆フライ級 (-51.5kg) 3分3R延長1R
松本天志(TARGET SHIBUYA/同級2位、RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント優勝)vs 岸佑樹(健心塾)

◆ミドル級(‐70kg)3分3R延長1R
宮城寛克(日本/赤雲會/同級9位)vs ペドロ・ゴメス(ブラジル/Santa Fe BRA THAI Team /Fight Dragon -70kg Champion)

◆スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
奥平将太(KSR GYM/同級11位)vs 原口アンドレイ(TEAM TEPPEN/第9回 Stand upアマチュアAクラストーナメント一般部-65㎏優勝)

〈既報のカード〉
◆スーパーフライ級(–53kg)3分3R延長1R
長谷川海翔(誠剛館)vs 花岡 竜(橋本道場)

◆フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
梅井泰成(Mouton)vs 翔(REVOLT)

◆バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
松下武蔵(GOD SIDE GYM)vs 若原 聖 (TEAM TEPPEN)

◆スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
小野幹晃(IGGY HANDS GYM)vs 藤井重綺(Team +1)

◆ライト級(-63kg)3分3R
新井雄大(TARGET)vs 鳰 翼(KSR GYM)

◆ミニフライ級(-49kg) 3分3R
Melty輝 (team AKATSUKI)vs ワン・チンロン(TKBA/PUNCHUP)

◆ウェルター級(-67.5kg) 3分3R
安彦考真(Y.S.C.C.キックボクシングチーム)vs 西田 祥(TARGET SHIBUYA)
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