髙木三四郎、奮戦するもKO-D無差別級王座獲りはならず。7・21両国のメインは上野勇希vsMAOの新世代対決に決定【DDT】

髙木のスタナー。受けきったうえで上野が勝利

 ここで、髙木はMAOをリングに上げると、「2009年からDDTは両国で新時代を迎えた。そこから15年だよ。両国から武道館、武道館からステップアップして東京ドームまで行くって言った。でも、その夢はまだ叶えられそうにない。でも15年経って、お前たちなら世間に届けられるすげぇ戦いを両国のメインでできるはずだ。だから新しいDDTを見せてくれ。あとは任せた」と言うと、上野、MAOと握手を交わして退場した。
 
 初の両国でのメインの舞台に立つMAOは「髙木三四郎があまりにも斬新な試合をしていたせいで、DDTのプロレスラーになって、こんな面白いことをやり続ける大人になりたいと思って、ここにいます。ほどほどに楽しく頑張ってきたMAOですが、上野勇希がこのベルトを巻いて、一番近くで大変な思いをしながらDDT引っ張り続けて。こんな頼りになるチャンピオンになる過程を見て、俺の意識は変わって、今ここにいるんだよ。上野勇希が頑張ってくれたから、俺も頑張ろうと思って。(DDT)UNIVERSAL、KING OF DDT頑張って、ここにたどり着いた。俺は髙木三四郎と上野勇希のおかげで、ここに立ってるんだよ。こんな楽しい人生を歩ませてくれてるのは、この2人のおかげ。髙木さん、じっくり体を休めてください。俺たちがステップアップして、両国。DDTで武道館も立ちたいな。そして最後はもちろん東京ドームの駐車場で髙木三四郎をひくんだよ。元気に帰って来てください。今年の両国のメインは俺たちに任せてください」と思いの丈を吐露した。