グルメ激戦区の西麻布に “最幸” の食体験を提供する新たな隠れ家フレンチ「アルギュロス」
前菜「千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し」
編集部ではディナーコース10品の中から代表的なメニュー6品を試食。アミューズの「“コーヒー” と “カヌレ”」は鶏だしをベースにスッポンと野菜を加え、黒玄米で褐色に仕上げたスープに黒ニンニクで味を整えたカヌレを添え、甘味と塩味の取り合わせの妙を演出。冷製の前菜「千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し」は、“黒いダイヤ” と呼ばれる大ぶりな黒鮑を仏ジュラ地方のヴァン・ジョーヌ(黄色いワインの意)で蒸し上げ、広島・梶谷農園のハーブとサラダ仕立てにし、アワビの肝を使ったソースが添えられている。
本日の特選素材には、北海道・小西鮮魚店から直送した「毛蟹のタパス仕立て」3種。最初にカニの身の冷製に瀬戸内ガルム(カタクチイワシと塩で作られる魚醤)と柚子、ラベンダーオイルのソースとフェンネルを添えて。続いてカニの身と生ハム、卵黄を詰め込んだホクホクの揚げ物、最後に蒸したカニのだしにモンキーバナナ、カニのほぐし身を混ぜ込んだ濃厚なスープ。