クレベルと元王者対決のアーチュレッタが「彼のテイクダウンを全て防御する」と自信。そして「勝者がタイトルマッチにふさわしい」【RIZIN.47】
クレベルはカード発表後のインタビューで、打撃戦になったら「ケンカでは負けない」とテクニックよりも気合で勝負する気概を口にしていたのだが「この試合に関しては腹ペコの犬がどちらが骨にたどりつくかの競争。それに勝つのは自分。自分のほうがよりハングリーだし、よりここから自分のほうがRIZINに貢献できる。というのも自分はバンタム級で王者になり、階級を上げて王者になろうと目指しているから、そのレースには絶対に負けられない」と語ったうえで「今、とってもハングリー(お腹が空いている)だよ(笑)」とジョークを口にする余裕も見せた。
前回は計量オーバーで派手な入場がなかった。今回については「今回の最大限のパフォーマンスは圧倒的な勝利。それが次の入場パフォーマンスにつながると思っている。次というのはタイトルマッチ。そのためには今回しっかり勝っておかなくてはいけない。タイトル挑戦の入場のアイデアはあるので、今回はしっかり元王者に勝って次の入場につなげたい」とクレベルに圧勝しての現王者の鈴木千裕への挑戦をアピール
もっともこの試合については事実上の次期挑戦者決定戦という位置づけではありながらも確定はしていない。この状況については「この試合は元王者vs元王者の試合。これ以上に勝者がタイトルマッチにふさわしい肩書きがあるのか。自分としてはここしかない、これだけ明確になっていると思う。クレベル選手は元王者で、肩書きのある選手を一本で倒してきた」とこの勝者が次期挑戦者にふさわしいという立場を取りながらも「私は試合を求めてここにきた。タイトルもいいけどとにかく試合をしたい。みんなが見たいような試合を提供したい。だからRIZINに移籍した。RIZINはやりがいのある相手とやりがいのある試合を組んでくれるので、タイトルマッチの前に誰かとやらなきゃいけないなら喜んでやる」とも語った。