堀口恭司がリマッチ受諾のペティスに拳でありがとう「しっかりぶっ飛ばして感謝を伝える」【RIZIN.47】

初来日となるペティス

 対するペティスは今回が初来日で、RIZIN初参戦。堀口に勝利し王座防衛後、パトリシオ・ピットブルを相手に防衛を果たすも、昨年11月には暫定王者のパトリック・ミックスと対戦し、2Rで一本負けを喫し王座から陥落している。

 ペティスは堀口について「非常に危険な選手。すべてが高いレベルで打撃もレスリングも柔術もできる。まったく油断はしていない」と警戒。試合については「堀口選手はおそらく前戦での3Rの続きのようなものをやってくる。テイクダウンしてグラップリングの展開で、自分がやりづらいところを作ってくる。自分としては打撃戦がしたいので彼がどういう出方をするかによる」などと語った。

 その一方で「実際、堀口選手はまた真逆のことをやってくるかもしれないとも考えている。グラップリングと見せかけて打撃かも。両方対応できるようにしたい。レスラー相手のファイトキャンプを組むことがここ2試合多かった。彼とやったときよりレスリングもグラウンドも技術は遥かに向上しているからどう来ても対応できる」と堀口の出方についてはいまだ決めかねている部分があるよう。

 また勝ち逃げしてもいいところをリスクのある試合を受けた理由は「彼が再戦するに値する選手だから。3Rまでは彼のほうが上回っていて、立場が逆だったら自分もリマッチしたいだろうし、彼は再戦することが約束されて当然な偉大な選手だ」などと語った。

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)
◆第9試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
堀口恭司(アメリカン・トップチーム)vs セルジオ・ペティス(アメリカ/ルーファスポーツ)

◆第8試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)vs フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)

◆第7試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(120.0kg)
上田幹雄(BRAVE)vs シェミスラブ・コバルチェク(ポーランド/Koloseum Kuznia Formy Pulawy)

◆第6試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
武田光司(BRAVE)vs ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス共和国/Ihlas)

◆第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
スパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)vs キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)

◆第4試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)vs 関鉄矢(SONIC SQUAD)

◆第3試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
ジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)vs “ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)

◆第2試合 RIZINオープンフィンガーグローブキックボクシングルール(※肘有り):3分3R(62.0kg)
梅野源治(PHOENIX)vs 魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)

◆第1試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
徳留一樹(パラエストラ八王子)vs 宇佐美正パトリック(Battle-Box)
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