市原隼人「子どもに大人の都合で仕事させるの大嫌い」中学教師役の現場づくり語る

 

 公開中の映画『おいしい給食 Road to イカメシ』のヒット記念舞台挨拶が8日、都内にて行われ、主演の市原隼人らキャスト陣と綾部真弥監督が登壇。若手俳優たちへの思いを語った市原がサプライズ登場した“生徒たち”に感激した。

 80年代を舞台に、市原隼人が演じる給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディーの劇場版最新作。

 すでに続編を期待する声も上がる大ヒットに一同、ファンに大感謝。綾部監督は「シーズン1からずっと“閉店セール”と言い続けて、今回もそう思っていたんですけど行くところ行くところでそう言っていただいて…市原くんも腹決めたと言っていたし」と続編に意欲を見せ、観客も期待の拍手。

 本作では、ライバル生徒・粒来ケン役の田澤泰粋らに加え、過去シリーズのライバル生徒・神野ゴウ役の佐藤大志も出演。市原は「『ROOKIES』のときのグローブをずっと積んでるので、それを2人に渡してキャッチボールをしました」と撮影現場での思い出を振り返りつつ、それぞれへの思いを語り「2人とも本当に大好きなんです。子どもなんて仕事しなくていいじゃないですか。それを、大人の都合で仕事させるの大嫌いなんです。だから来たくなるような現場づくりを心掛けているんです」。

 この日は、サプライズで中学校の生徒役キャストも登場。生徒たちから感謝状を贈られた市原は言葉に詰まりながらも「子どもたちとの共演は財産。言葉にならないことをたくさん教えてくれた」と目を細めていた。

 この日の登壇者は市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、小堺一機、佐藤大志、綾部真弥監督。サプライズ登場:藤戸野絵、石澤柊斗、高松咲希、田口ハンター。

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