クレベルがアーチュレッタに電光石火の一本勝ち。王者・鈴木千裕に「なんで私から逃げる。いつできる?」とアピール。鈴木も「おおやろうぜ」【RIZIN.47】
スクランブルからクレベルがアーチュレッタの左足を極める
1R、ともにオーソドックスの構え。アーチュレッタが圧をかけてパンチを連打。クレベルは足を使って回る。アーチュレッタはスイッチし、パンチで前に、クレベルも打撃を返す。アーチュレッタが前に出て、パンチを連打。バックステップのクレベル。クレベルの蹴りにアーチュレッタはニータップ気味にテイクダウン。アーチュレッタが上を取るがクレベルは足を狙う。スクランブルの展開でクレベルは回転しながら左足をヒールフックの体勢に捕らえるとアーチュレッタはたまらずタップ。クレベルが電光石火の一本勝ちを収めた。
クレベルは試合後のマイクで「社長ありがとうございます。今、自分どうですか?」とリングサイドの榊原氏に問いかけると今度は放送席の鈴木に「千裕、あなたいつ戦う? いつできる? なんで私から逃げる。前の王者の時、私はチャンスをあげた。いつできる?」と鈴木に挑戦をアピール。挑発された鈴木はエプロンに駆け上がるとロープを挟んでクレベルと舌戦。鈴木が「いつでもやる。やろうぜ」と言えば、クレベルは「逃げるなよ」。これに鈴木はなおも「おおやろうぜ。いつでもいいよ」と返した。
鈴木はこの直前に「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦することが発表されており、どちらにしても防衛戦はそれ以降の大会となる。