鈴木千裕「ボクサーのパンチは当たらないがMMAファイターのパンチは当たる」とパッキャオKOに自信【超RIZIN.3】

カード決定までの経緯を語る榊原氏

 RIZINの榊原信行CEOは今回の鈴木の起用について「ずっと何年もタイミングを見ていたが、マニーの右に立つ人がいなかった。なかなか相手候補としてピンとくる選手が浮かばなかった。ただ昨今の二刀流の鈴木千裕の破天荒な活躍の中で、鈴木ならワンチャンス、バーンといってドーンとスーパースターをKOする可能性があるな、そこには期待感が持てるなと思った。そんな思いの中でこのカードを実現するに至った」と鈴木の勝利に期待する一方で「その前の五味戦のほうが。五味には火がついていると思う。KNOCK OUTの五味戦も注目してもらったほうがいい。五味はずっとパッキャオとやりたいと言っていた。五味からしたらむっちゃ腹立っていると思う。五味は本気で倒しに来ると思う」と前門の虎ともいうべき、五味のファイトにも注目。

「6・23でケガがなければいいが、当然試合なので、千裕がどういう結果を出すかも含めて6月23日も注目しているが、今の千裕のあらゆるものを自分の思い通りにする力って期待が持てるので、そこにワンチャンかけてみたい。できれば1Rで世界中が震撼するようなニュースを日本から届けられれば。去年の同時期はピットブルを食ってMMAのマーケットではあるが世界中を驚かせた。万が一、今回、パッキャオを食ったら今度は一般紙もESPNも含めてとんでもないニュースになる。そういう意味での期待感は千裕に寄せられるし、僕らも持てるタイミングだと思うのですごい期待している」と続けた。

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