「五味隆典もパッキャオと戦いたかった」と聞いた鈴木千裕「“俺じゃなくてお前だわ”と五味さんに思わせるような試合をすればいい」【KNOCK OUT】
ミット打ちでの強烈な右ミドル
その後の会見では改めて「そういう時もあるんでしょうがない。わーわー言ってもしょうがない。どっしり構えて試合当日に倒せばいい」と語った。
鈴木は「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でパッキャオと「RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分R (68.0kg)」で戦う。五味、パッキャオとパンチのみのルールでの2連戦となるのだが、現在、ボクシングの練習については「週に1回だけ」とのこと。「五味さんは対ボクサーではない。そこまでボクシングを突き詰める必要はない。MMAファイターとして打ち負かすだけ。どっちかというとパッキャオ戦のほうがボクシングは必要」との考えから。
10日のパッキャオとの会見では「MMAファイターのパンチは当てることはできる」と語っていたのだが「ミックスしないと当たらない。MMA×ボクシングみたいな。キックボクシング×ボクシングとか掛け算が必要。ボクサーにボクシング勝負をしても勝てるわけがない。だから“×”を入れる。ボクシング×レスリングの動きとか、ボクシング×空手の動きとかキックボクシングの動きとか。そういう掛け算を入れてパッキャオの歴史にない技を出していく。結局、マクレガー選手もメイウェザーとやった時はパンチは当たった。1発は当てるシーンがある。1発で仕留めるかもしれない」とその意味を明かした。