高畑充希「結婚いいな、素敵だな」岡田将生と今どきのレス夫婦の本音 ドラマ『1122 いいふうふ』
出演オファーを受ける前から原作が大好きだったという高畑は、「原作ファンとしてものすごくブチあがってました!」とハイテンション。「ドラマにしたら面白いに違いない、でも地上波ではこの内容はできないというところがありました。そう思って何年も経って、一子という役が自分に来てくれたことに感激しました。(原作を読んだころは)配信ドラマが主流になる時代が来ると思わなかったので、配信ドラマで、今泉監督で、このキャストで、このチームでって、全てのパズルが何年も経ってバチってハマった気がしました」
岡田は、ち密に練り上げられた脚本と今泉監督との仕事を楽しみにしていたとしたうえで、「2人で作っていく物語ではあるけど再生していく話だなとも思った。高畑さんとなら、一子と二也として作っていけると思いました」
もう一組の夫婦を演じるのが西野と高良。高畑と岡田が演じる夫婦とはガラリと雰囲気が違うよう。西野が演じる美月は夫の無理解とワンオペ育児に疲弊する専業主婦で、二也の婚外恋愛の相手でもある。
高良は「(脚本を読んで)自分は独身なのになんでこんな気持ちが分かるんだろうとか、独身だからこそ結婚したらこれに気をつけないといけないなとか思うことがありました。(ドラマの)仕上がりを見たときに同じポイントじゃないところでそれに近い気持ちになったり、こういうふうに人はすれ違っていくのかとか、こういう言葉ダメなんだとか勉強になった作品でした」
西野は「ずっと現場で悩んだ顔をしていたと思う」といい、「自分的には難しく、挑戦でしたけど、確実に何か自分の中に残るものがあったなという撮影期間でした」と振り返った。
吉野はというと、若さと眩しさで魅了する女性用風俗のセラピストという役どころ。今泉監督が吉野ならば演じてくれるだろうとオファーし、キャスティングに至ったという。
吉野は「なかなか夫婦を深堀した作品を見たことがなかったので興味深いお話。自分の役はキーとなる役どころであったし、挑戦的な役だったので最初は不安だったんですけど、充希さんがやりやすい空気感を作ってくれていいシーンが撮れたと思うので感謝しています」と、笑顔を見せた。