高畑充希「結婚いいな、素敵だな」岡田将生と今どきのレス夫婦の本音 ドラマ『1122 いいふうふ』

 イベントでは、作品に参加したことで、結婚観は変わったかという質問も。

 高畑は「これが現実だぞ、これでも来るのか?結婚という領域に!って言われている感じがしました。若干尻ごみはあったんですけど、やっぱり人といるっていいなって。個人的な話ですが、私は一人っ子で、普通に考えるんですよ、親とかに何かあったらどうしようって。そういう時に、二也はずっと寄り添ってくれて、ただそこにいてくれる存在のありがたさたるやっていうのがあって。最後まで撮ったら、結婚いいな、素敵だなって。あこがれもあるなと思えました。最中は話し合いをして疲れたって思ったけど」と、笑った。

 一方、岡田は、「(結婚に対して)ポジティブな方なんですけど、こんなに会話をくりひろげないといけないのかっていう。会話をすることで自分を知ったりもするけど、相手を知りすぎると知りすぎるでなんか難しいなって。撮影中、撮影が終わると毎日疲れ切ってて。明日も会話だ、明日も会話だ、明日けんかだって、ああもう~って。結婚したらずっとこんな感じなのかなって……」

 すると、今泉監督は「あんな濃厚な結婚生活はない」。本作の脚本は今泉監督の妻である今泉かおり氏が書いているが、「あんな毎日だったら結婚は大変だと思う、たまにはあると思うけど」

 それを受けて、岡田は「木曜日けんかしましょうって決めておいてくれた方がいい」と、斬新な提案。「溜めておいたものは木曜日出してください、木曜日は本当にすみませんって。けんかって突然やってくるし、疲れちゃって。木曜日だけ喧嘩する結婚だったらいいなって」

 ただ、高畑は「……週イチするの?」に、岡田は「いや、つらいわ……でも、そういうのを作れたらいいなって思いながら撮影していました」と、この日も、疲れ切っていた。

 新婚の西野はというと「そんなに変わったわけではない」とのこと。「自分は結婚願望が強かったわけじゃないけど、今そうなった……結婚したので……自分的にはそんなに変わってないなって感じではあります」

 高良は「最近地元に帰っていたんですけど、仲いいメンバーは結婚していて子どももいて。いいなって思いました。素直に思いました。いつか機会があればしてみたい」と優しく笑っていた。

 最後に「共感性が高いドラマ。二組の夫婦を見て、いい夫婦っていうのがなんなのかって考えながら見ていただけたら」と岡田。

 今泉監督は「結婚が絶対とは思っていない」といい、「最後まで見てもらえれば、結婚は一つの選択で、それ以外のすばらしい形もあると思ってもらえると思う」と強調した。

 6月14日にPrime Videoで世界独占配信。全7話。

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