銀座松屋で『妖狐×僕SS』展開催 約200点の原画や初公開の生下書きも多数展示

会場では藤原ここあさんによる貴重な原画を約200点展示(筆者撮影)

 同展では漫画連載開始から15年を記念し、約200点の原画が展示されているほか、新規に作られた動画コンテンツや渡狸卍里(わたぬき・ばんり)の豆たぬき姿、タイムカプセルのオブジェ、漫画原稿用紙に描かれた生原画なども一部展示されている。原作者である藤原ここあさんは2015年に31歳の若さで他界しており、今となっては「遺稿」とも言える貴重な展示物だ。

 『妖狐×僕SS』は全11巻のうち、大きく3章にわたって構成されている。展示も3章立てで構成されており、まさに1巻からストーリーをたどれるような内容になっている。グッズ販売にも力を入れており、公式パンフレットや複製原画、アクリルスタンドやぬいぐるみ、缶バッジやクリアファイルなど50種類以上が販売されている。

 来場者には全6種の下描きカードをランダムで1枚プレゼントしているほか、物販会場で2000円(税込)購入ごとに全8種のルームキー風カードをランダムで贈呈する。

渡狸卍里の豆たぬき姿のオブジェ(筆者撮影)