アメリカ移住発表の声優・三森すずこ「やっぱり日本に残ろうかなと思っていたら…」事務所の応援に感謝
映画『ブルー きみは大丈夫』 の公開記念舞台挨拶が15日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務めた宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、稲垣来泉、 加瀬康之、浪川大輔、三森すずこが登壇。先日、アメリカ移住を発表した三森が心境を語った。
孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”な空想の友達“ブルー”の感動の物語。
ダンスが得意な“空想の友達”ブロッサムの声を演じた三森すずこは「私もブロッサムのようなバレリーナのイマジナリーフレンドが子供のころにいたことをアフレコをしているときに思い出しまして、涙があふれて止まらなくなりました」と明かし、作品を絶賛。
この日は、副題にちなみ「きみは大丈夫と言われた経験は?」と一同に質問。
少女ビーの声を演じた稲垣は「オーディションで落ちて泣いていたとき、お母さんに背中を押してもらった」という微笑ましいエピソードを披露したが、ブルーのことが見える隣人を演じた加瀬康之は「君は大丈夫なんて言われて育ってきた経験がない」と身も蓋も無い回答で笑いをさそいつつ「そう言われていたら逆に今ここにいなかったかも」。
もふもふブルーの声を務めた宮田俊哉(Kis-My-Ft2)は「子どものころからアニメ好きで、事務所の方から“君はそれで大丈夫?”と言われた」、ビーのパパ役の浪川大輔は「こう見えても“緊張しい”で。この(微妙な)空気がだいたい起きる。そういうとき、オレは大丈夫って言いながらやってます」。
今年5月に、今夏から活動を継続したままアメリカに移住することを発表していた三森は「実はこの夏からアメリカに移住することになりまして。移住するかどうかすごい悩んでいたんです。アメリカに行っちゃったら声優の仕事なかなかできないし日本に残ろうかなと思っていたら…マネージャーさんに“行きなよ!大丈夫だよ”と言ってもらえて。やっぱり一番、事務所に言うのが緊張したので。行けばいいじゃん、みたいな感じで行ってもらえたのでほっとして。準備を進めることができました」と新たなスタートへ向け笑顔を見せていた。