山口裕人を破った伊藤澄哉がYA-MANの持つ王座への挑戦をアピール「YA-MANはいつまで冬眠させるんですか?」【RISE】

試合後にYA-MANへの挑戦をアピール(©RISE)

 2R、伊藤は右カーフ。山口は左ボディー。伊藤は左ジャブを連打。山口はバックブローを見せる。山口は左ボディー。伊藤は右ストレート。これで山口がダウン。立ち上がった山口はガードを固めるが、伊藤はワンツーを連打。そして右フックの連打から、顔面にヒザ。そしてパンチを連打して2度目のダウンを奪う。立ち上がった山口に伊藤がパンチの連打で追撃すると山口が大きくバランスを崩し、ダメージが大きいと判断したレフェリーがダウンと判定。このラウンド3つ目のダウンとなり伊藤のKO勝ちとなった。

 伊藤は2022年8月に裕人の弟・山口侑馬とOFGMで対戦するも偶発性のサミングにより侑馬が試合続行不可能となり、判定負けを喫しているのだが、試合後のマイクで「山口裕人選手を応援しに来ている関係者とかいると思うので、ここで調子に乗って喜ぶのもおかしいんですが、2年前のリベンジをKOでできたので拍手をお願いします」と喜びを爆発させた。続けて「あと、一つだけ大きい会場で言いたいことがあって。なかなか直接言えないんですが、お父さんとお母さん、いつも心配かけてますが、成し遂げるまでこれからも格闘技を頑張るので応援よろしくお願いします」と父母への感謝の言葉。

 そして「YA-MANはいつまで冬眠させるんですか? 山口選手を倒したので、次期挑戦者でどうでしょう? ご検討お願いします」とリングサイドの伊藤隆代表にYA-MANの持つ王座への挑戦をアピールした。伊藤は2022年4月にOFGMでYA-MANと対戦し、KO負けを喫している。