豊島区の「チームとしま」が第5回全体会開催。「共創チーム」設立で行政だけでは解決できない課題を官民一体で検討へ
4つの共創テーマ
今回は令和6年度の初めての全体会ということでチームとしまの直近の活動事例を紹介。「大塚製薬との包括連携に関する協定の締結」「7月1日に大塚にホームスタジオをオープンするDリーグのセプテーニ・ラプチャーズとの活動」「3×3.EXE PREMIERの池袋ドロップスとの活動予定」「区民ひろばアンバサダーであるエリース東京FC、81プロデュースとの連携事例」といったものが報告された。
そして豊島区シティプロモーション課の酒巻満氏が、令和5年度の課題を踏まえたうえでの本年度の活動方針を説明。「行政課題や事象を可視化する」「活動の進捗確認ができるようにする」といった課題についてはチームとしまのサイトでフォロー、「区の窓口の明確化」「テーマを設けたカジュアルな意見交換の場を設ける」といった課題については、企業と行政の壁を乗り越えテーマを決めて検討チームを組成するという解決策を提示した。
この検討チームについては「共創チーム」と名付け、行政だけでは解決できない課題=“共創テーマ”に対し官民一体となって検討する、とした。