獣神サンダー・ライガーがアントニオ猪木さんを怒らせた「パラオ ケツ出し事件」の真相を語る

度重なるケツ出し事件を謝罪するライガー

 ライガーのケツ出しについては同じくゲストとして出席した佐々木健介も「試合が終わって自分は車で帰った時に、翌日“健介、バスの窓からケツ出して振ったんだけど見えた?”って。俺じゃないですよ、って。誰か知らない人の車にケツを振っていたらしい(笑)」と暴露。ライガーはひたすら頭を下げまくっていた。

 その一方でライガーは「僕にとってはアントニオ猪木は象徴。そして親父みたいなもの。悪ガキがいっぱいいて、それを上からちゃんと見ていて、ダメなところはダメと指導してくれる。スパーリングをしても“それは効いてないよ。もっと研究しなさい”と助言してくれる。あれやこれや全部教えるのではなくヒントをくれて“あとはお前らで考えてやってみなさい”という、親父みたいなところがあった」と猪木さんの“父親”としての一面も紹介。

 また付け人を経験した立場から「猪木さんはああ見えてお茶目なところがありまして。冗談を言っていただいたりいたずらをされるんですが、大概どれも面白くない。面白くないんですが“笑ったほうがいいよな”とみんなひきつって笑ってるという思い出がたくさんある。リングを降りたら面白いおじさん。ただ、きりっとした空気が締まるような雰囲気を会場とか練習では醸し出されていた。そういうところでは怖い、キラー猪木というのがあったんじゃないかと思う」と猪木さんの表と裏の顔についても明かした。